「インバウンド」が7位、全国百貨店の訪日客売り上げ前年比3倍に<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が7位とランキング上位を維持している。
日本百貨店協会は23日、4月の全国百貨店売上高を発表した。売上高総額は4088億円あまりとなり、前年同月比8.6%増(店舗数調整後)と14カ月連続でプラスとなった。ラグジュアリーブランドなどの高付加価値商材が増勢だったほか、外出機会の増加を背景に衣料品や化粧品などが高い伸びを示した。
インバウンド(訪日外国人)客による売上高は同3.1倍と回復傾向が顕著。売上高総額に占める割合は前月から上昇し5.1%に達した。コロナ禍から脱却し経済再開が本格化するなか、インバウンド関連株には引き続き投資家の熱い視線が注がれることになるだろう。
関連銘柄として、まずは三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>、J.フロント リテイリング<3086>といった百貨店株をはじめ、資生堂<4911>など化粧品株や一連の鉄道・空運株を押さえておきたい。このほか、日本空港ビルデング<9706>や寿スピリッツ<2222>、コメ兵ホールディングス<2780>、ファイバーゲート<9450>、ソースネクスト<4344>、藤田観光<9722>が注目される。