「2023年のIPO」が16位、ABEJA急騰で物色波及へ<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「2023年のIPO」が16位となっている。
AI(人工知能)を活用した企業のデジタル化支援を手掛けるABEJA<5574>が13日、東証グロース市場に新規上場した。話題のAI関連株とあって上場初日はカイ気配のまま取引を終了。2日目のきょう前場に寄り付き、一時ストップ高の5680円まで買われ公開価格(1550円)から3.7倍と急騰した。
きょうグロース市場に上場したオンライン英語学習プラットフォーム開発のGlobee<5575>も大量の買い注文を集め、前引け時点でカイ気配のまま値がついていない。6月から7月にかけて21社の新規上場が予定されており、この先IPO人気の高まりとともに4月までに上場した直近IPO銘柄に物色が波及する展開も想定される。
きょう前引け時点で上昇しているのは、ABEJAと同じく企業のデジタル化支援を手掛けるモンスターラボホールディングス<5255>、ネット銀行大手の楽天銀行<5838>など。