「中国関連」が11位、主要企業の決算受け中国景気に懸念<注目テーマ>

特集
2023年10月30日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  半導体

2  人工知能

3  半導体製造装置

4  地方銀行

5  JPX日経400

6  TOPIXコア30

7  2023年のIPO

8  生成AI

9  インバウンド

10  パワー半導体

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「中国関連」が11位となっている。

決算シーズンが本格化するなか、主要企業の決算内容を受けて中国景気の先行きに懸念が高まっている。信越化学工業<4063>が27日に発表した4~9月期決算では、中国の建設や住宅投資の弱さを背景に塩化ビニルなどを手掛ける生活環境基盤材料事業が落ち込み減収減益となった。同日に同じく4~9月期決算を発表したコマツ<6301>は全体では増収増益だったが、地域別で見ると中国事業の減少が目立った。

主要企業の決算発表のトップバッターであるニデック<6594>が23日発表した4~9月期決算でも中国事業の悪化を懸念する見方が強まり、これを受けて同社株は翌日急落した経緯がある。足もと株式市場では中国景気に対する警戒感とともに、中国関連に位置づけられる銘柄群への注目度も増しているようだ。

主な銘柄としてはコマツや日立建機<6305>などの機械株、ファナック<6954>やSMC<6273>、安川電機<6506>といったFA関連株のほか、資生堂<4911>やユニ・チャーム<8113>、TOTO<5332>、ピジョン<7956>などが挙げられる。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.