「親子上場」が3位に浮上、東証が情報開示の拡充求めると報道<注目テーマ>

特集
2023年12月13日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  円高メリット

2  半導体

3  親子上場

4  生成AI

5  半導体製造装置

6  地方銀行

7  インド関連

8  人工知能

9  JPX日経400

10  鉄道関連

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「親子上場」が3位に浮上している。

日本経済新聞が11日、「東京証券取引所は親子関係や持ち分法適用関係にある上場会社1000社超に対して12月にも、企業統治に関する情報開示の拡充を求める」と報じた。企業側は上場子会社を持つ意義や子会社の独立性確保のための取り組みなどの説明が必要になるという。情報開示の拡充は親会社・大株主側と子会社・関連会社側の双方が対象になるとしている。

東証によるガバナンス改革などを背景に、親子上場解消の動きは年々強まっている。足もとでは富士ソフト<9749>が上場子会社4社の完全子会社化に向けTOBを実施中であるほか、パソナグループ<2168>は時価総額で親子逆転状態にあった子会社ベネフィット・ワン<2412>の保有株をエムスリー<2413>にTOBを通じて売却することを明らかにしている。ベネ・ワンを巡っては、第一生命ホールディングス<8750>の対抗TOB表明で争奪戦の様相を呈している。

子会社や関連会社を多く持つ三菱商事<8058>や伊藤忠商事<8001>など大手商社をはじめ、トヨタ自動車<7203>やソフトバンクグループ<9984>、日本製鉄<5401>、三菱重工業<7011>、GMOインターネットグループ<9449>などの動向が注目される。また、物言う株主から保有するオリエンタルランド<4661>株の一部売却を要求されている京成電鉄<9009>も見逃せない。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.