【今週読まれた記事】聞こえてきた中小型株“株価変貌”の序奏
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は7月6日から12日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
今週の日経平均株価は史上初となる4万2000円台を記録。場中高値で4万2426円まで駆け上がりました。数ヵ月間の停滞を経て4万円大台を回復するやいなや、あっけなく高値を更新してしまいました。ただ、今週買われたのは半導体関連など一部の主力銘柄に偏っており、多くの投資家にとっては実感に乏しい上昇だったのではないでしょうか。そして週末12日には米6月消費者物価指数(CPI)の発表後に為替市場で円高が急激に進み、日経平均は今年最大の下げ幅となる1033円の急落。結局、前週末比278円高の4万1190円で取引を終了しました。
日経平均はここで上昇一服となるのでしょうか。「秋口まではゴルディ・ロックス状態のまま日米の株式市場はモメンタム相場で上値を指向する公算が大きい」とみるのは、<相場観特集>で向こう1ヵ月の見通しを伺った松井証券 投資メディア部長 シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏。世界的にインフレ懸念がくすぶるものの、米大統領選までは景気に対する期待感がポジティブに作用するとの見立てです。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。
「少なくとも当面は東京市場への投資が安全だ。海外投資家たちもこう考えていると見てよく、彼らの日本株買いはしばらく続くだろう」と、他国に比べ安定していることが好条件となっていることを指摘するのは人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 超人工知能の事業化に向け邁進する"ミスター日本株"!」の北浜氏。安定のランキングトップ10入りとなりました。
そのほか、今年前半のハイテク半導体銘柄主導の株高について、象徴となったエヌビディア<NVDA>を中心に分析・解説した「エヌビディア祭りの先に姿を現す、意外な本命銘柄とは?<大山季之の米国株マーケット・ビュー>」が13位にランクインするなど、相場コラムは今週も大人気となりました。以下のすべてが上位入りとなっています。どの記事もお見逃しなく。
【杉村富生の短期相場観測】 ─地球規模の運用時代(新資本主義)が到来!
富田隆弥の【CHART CLUB】 「順調な日本株、猛暑的過熱には注意」
窪田朋一郎氏【最高値圏を舞う日本株、更なる高みか調整か】 <相場観特集>
今週のアクセスランキング首位に輝いたのは「株高変貌への序奏!『業績変化抜群の株価3ケタ銘柄』特出8連弾 <株探トップ特集>」。値がさ株にはない“一度火が付けばすさまじい勢いとなる”魅力を持つ株価1000円未満の中小型株。その中から今期収益が急拡大する見通しにある“変身前夜”の8銘柄を紹介し、多くのアクセスを獲得しました。
折しも、週末12日は日経平均が急反落した一方、東証グロース250指数が前日比プラス3.2%の急騰となったことが話題となりました。直接の関係があるか断定はできませんが、タイミング的には主力大型株から中小型株への資金還流の動きとみることもできます。来週以降の中小型株に注目が集まります。
投資テーマ関連では、7日に投開票が行われた東京都知事選に絡み、勝利した小池百合子氏の都政で活躍が期待できる銘柄を探った「小池百合子氏が都知事選制す、『東京大改革3.0』で関連有望株が躍動へ <株探トップ特集>」が11位にランクイン。以下の記事も上位ランキング入りとなりました。
小売り新時代を切り拓く、「リテールメディア」で飛翔する妙味株7選 <株探トップ特集>
早期実用化へアクセル全開、成長ロード疾走する「自動運転」関連株 <株探トップ特集>
身体にやさしいオペ、新潮流「低侵襲治療」関連銘柄にフェードイン <株探トップ特集>
「水道関連」が3位に急上昇、水道管耐震化の緊急点検を首相表明<注目テーマ>
「防衛」が4位にランクイン、三菱重の株価パフォーマンスに視線集中<注目テーマ>
銘柄スクリーニング記事では、12月期決算企業の24年12月期上期(1-6月期)決算発表を前に、業績好調で“上方修正”が期待できる銘柄をリストアップした「上方修正“先回り”、24年6月上期【業績上振れ】候補 28社選出 <成長株特集>」がトップ10入り。また、第1四半期業績が好調で経常利益の“通期計画”に対する進捗率に注目した「上方修正“先回り”、24年12月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕28社選出 <成長株特集>」が、週半ばの木曜日配信にもかかわらず上位ランキング入りとなりました。待望の〔第2弾〕が15日(月祝)の19時30分に配信予定です。お見逃しなく。
更に、先週配信した「配当利回り“3%超”の【最高益】リスト〔第3弾〕35社選出 <成長株特集>」が多くの方に読み返され2週連続の上位入りとなりました。<割安株特集>では「10万円以下で買える」シリーズが定番人気となっています。
10万円以下で買える、今期最高益&低PER 24社【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、今期最高益&低PER 20社【スタンダード】編 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 7月10日版
今週の株探プレミアムコラムは3記事を配信。1記事目は2024年3月29日から4月15日まで行った「個人投資家大調査-2024」のアンケート回答者へのインタビューを基にした「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」より、持続成長が期待できる優良企業を長期保有して億り人となった兼業投資家さん2名に注目。「『製造業はツライよ』と銘柄を選んで開けた億の扉」では、配当と株主優待を重視している“しろきんさん”と“さくらさん”(ハンドルネーム)の2人が“仕事と投資”を両立させながら資産形成を進めることができた秘訣を紹介します。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。
2記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第140回「円安に実質賃金の不振、それでも反発・急騰した『内需』株の強みとは」を配信。歴史的な円安の進行による利益率の低下を懸念して、内需株の対TOPIXの相対パフォーマンスは年初から右肩下がりの状況が続いています。大川氏は今回、向かい風強まる内需株の中で過去6カ月間に株価が50%以上の上昇を見せた銘柄に注目。逆風下で輝く要因を事業内容や財務、投資テーマなどから割り出し、分析を基に選定した銘柄リストを2ページ目に掲載しています。
3記事目は新連載となる「日経CNBC×株探 コラボ第3弾 『幸福寿命』を延ばす資産形成アカデミー」がスタート。本シリーズは田中彰一氏(日本経済新聞社コンテンツプロデューサー兼日経CNBC解説委員)の著書「50代から輝く!『幸福寿命』を延ばすマネーの新常識」を株探ユーザー向けに加筆修正し、“お宝株を探す技術”を凝縮した特集記事です。シリーズ初回となる「『未来のブルーチップ』こう探す―初公開!絶妙の足切りとは―」では、好評を博した「未来のブルーチップ候補」を紹介する過去の連載の事後検証と合わせ、20倍株を選び抜いたノウハウを具体的なプロセスとともに解説します。
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