「中国関連」が8位に急浮上、積極財政や金融緩和に期待<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「中国関連」が8位に急浮上している。
中国共産党が9日に中央政治局会議を開催した。各メディアの報道によると、この会議で来年の経済政策について積極的な財政政策や金融緩和を進める方針を示したという。来月発足するトランプ米次期政権との貿易摩擦に備える狙いがあるとみられている。
これを受け、政策期待の高まりから10日の中国株市場は上昇。同日の東京市場でも中国関連に位置づけられる銘柄が買われ、投資家の関心を集めた。主力どころではファナック<6954>や安川電機<6506>、オムロン<6645>が値上がりした。また、中国株ETFも動意づいた。
関連銘柄としては上記の銘柄に加え、コマツ<6301>や日立建機<6305>、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>、ニデック<6594>、TOTO<5332>などが挙げられる。化粧品の資生堂<4911>、外食のサイゼリヤ<7581>にも注目したい。