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話題株ピックアップ【夕刊】(2):横河電、ネクソン、INPEX

注目
2025年6月10日 15時46分

■横河電機 <6841>  3,612円  +56 円 (+1.6%)  本日終値

横河電機<6841>は3日続伸し、年初来高値を更新した。同社はきょう、中国の精工控股集団と包括的な戦略的協業契約を締結したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。これは、精工集団の各事業における工場の操業の最適化及びエネルギー管理に関する協業を通じて、新規事業の開発及び事業拡大の可能性を共同で探索するもの。具体的な取り組みとして、精工集団の子会社と高性能繊維の生産ラインを対象とした人工知能(AI)などを活用する自律制御システムを共同開発する。

■ネクソン <3659>  2,642円  +37 円 (+1.4%)  本日終値

ネクソン<3659>が3日続伸。9日の取引終了後、スウェーデン子会社が手掛ける新作ゲーム「ARC Raiders」が10月30日にグローバル配信を開始すると発表しており、好材料視された。「ARC Raiders」は大規模なPvPvE(プレイヤー対プレイヤー対コンピューター)サンドボックスの中で、プレイヤー自身で物語を開拓するマルチプレイヤー・エクストラクション・アドベンチャー。プレイヤーは「レイダー」となり、高くそびえ立つ「アーク」、ライバルのレイダー、待ち伏せの脅威が至る所に存在する世界を冒険するというストーリーで、ソロプレイと最大3人でのチームプレイに対応し、リスクと報酬のバランスを見極めながらのゲームプレイが楽しめる。

■ラクス <3923>  2,276円  +31 円 (+1.4%)  本日終値

ラクス<3923>は続伸。この日、提供するメール共有・管理システム「メールディーラー」がパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>に採用されたと発表しており、好材料視された。「メールディーラー」は、info@やsupport@などの代表アドレスやメーリングリストでのメール対応の管理をラクにするクラウド型のメール共有・管理システム。今回のパンパシHDによる採用では、誤送信防止などの機能を備えており、対応状況管理の一元化が可能で、問い合わせ対応履歴・データの保管容量の多さが採用の決め手となったとしている。

■INPEX <1605>  2,013.5円  +23 円 (+1.2%)  本日終値

INPEX<1605>が3日続伸。石油資源開発<1662>やENEOSホールディングス<5020>も値を上げている。9日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前日比0.71ドル高の1バレル=65.29ドルと上昇した。一時65.43ドルと4月上旬以来、2カ月ぶりの高値をつけた。米中閣僚級協議が開かれるなか、両国の貿易摩擦が緩和すれば原油需要は増加するとの期待が膨らんでいる。

■メニコン <7780>  1,042円  +11 円 (+1.1%)  本日終値

メニコン<7780>がしっかり。同社は10日、インドの眼科病院グループであるドクターアガルワルズ・アイ・ホスピタルと、近視進行抑制事業の研究・発展に向けたMOU(基本合意書)を締結したと発表。これを材料視した買いが株価を支援したようだ。取り組みの一環として、睡眠時に装着して視力を改善させる特殊なハードコンタクトレンズ「オルソケラトロジーレンズ」を用いて、インドの子どもを対象に近視進行抑制の効果と安全性に関する臨床試験を実施する。

■メルカリ <4385>  2,544円  +5.5 円 (+0.2%)  本日終値

メルカリ<4385>が反発。同社は9日、自社が運営するスキマバイトサービス「メルカリ ハロ」とネットスターズ<5590>との協業を開始したと発表しており、これが材料視されたようだ。これは、ネットスタズが展開するマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」の加盟店向けに「メルカリ ハロ」を案内するもの。これにより、加盟店がより手軽に「メルカリ ハロ」の利用を検討できるようになり、加盟店の人手不足解消と業務効率の改善につながるとしている。

■イチネンHD <9619>  1,608円  +3 円 (+0.2%)  本日終値

イチネンホールディングス<9619>が反発。9日の取引終了後、自社株50万株(消却前発行済み株数の2.06%)を6月23日付で消却すると発表したことが好材料視された。なお、消却後の発行済み株数は2376万2227株となる。

■バルクホールディングス <2467>  230円  +50 円 (+27.8%) ストップ高   本日終値

バルクホールディングス<2467>が後場急動意。ストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社はきょう正午ごろ、グループのサイバージムジャパンがアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)環境を対象とした「AWSクラウドセキュリティトレーニング」の提供を開始すると発表。これが材料視されたようだ。このトレーニングは、人工知能(AI)データセンター・クラウドコンピューティングサービス向けサイバーセキュリティー対策支援の一環として提供するもの。サイバージムジャパンが独自に開発したAWSの疑似環境を用い、クラウド環境におけるサイバー攻撃への対処方法に重点を置いているという。

■ラクサス <288A>  222円  +43 円 (+24.0%) 一時ストップ高   本日終値

ラクサス・テクノロジーズ<288A>が続伸。同社は9日、ABCash Technologies(東京都渋谷区)と業務提携契約を締結したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。両社は今年4月にShaaS(Sharing as a Service)を通じた事業連携に関する基本合意を発表しており、今回の業務提携は、その構想を具体的なサービス実装へと発展させるもの。業務提携により、ABCash社の顧客が持つ「賢く生きる力」と、同社が提案する「感性を磨く体験」が融合し、より実践的なお金との向き合い方や、豊かな選択の幅をユーザーに届ける体験が可能となるとしている。

■ブルーイノベーション <5597>  1,623円  +300 円 (+22.7%) ストップ高   本日終値

ブルーイノベーション<5597>はストップ高の水準となる前営業日比300円高の1623円に買われ、年初来高値を更新した。トランプ米大統領が前週末6日に、米国内でのドローンの開発や商業化などを促進するための大統領令に署名した。これを受け週明け9日の米株式市場において、「空飛ぶクルマ」の開発を進めるジョビー・アビエーション<JOBY>や、電動垂直離着陸機(eVTOL)関連のアーチャー・アビエーション<ACHR>が急騰した。米国での関連株の好反応を受け、10日の東京市場においてドローン関連株への物色意欲が一段と高まったようだ。Terra Drone<278A>やLiberaware<218A>、ACSL<6232>が急伸している。

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