話題株ピックアップ【夕刊】(3):ニプロ、太平洋セメ、セック
■ニプロ <8086> 1,630.5円 +170 円 (+11.6%) 本日終値
12日に決算を発表。「今期経常は39%増益、前期配当を1円増額・今期は3円増配へ」が好感された。
ニプロ <8086> [東証P] が5月12日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比82.3%増の197億円に伸び、27年3月期も前期比38.9%増の274億円に拡大する見通しとなった。10期連続増収になる。同時に、前期の年間配当を28円→29円(前の期は25円)に増額し、今期も前期比3円増の32円に増配する方針とした。
■太平洋セメント <5233> 4,213円 +432 円 (+11.4%) 本日終値
13日に発表した「太平洋セメ、自社株買いの実施を発表」が買い材料視された。
コミットメント型自己株式取得(FCSR)による自己株式取得のための第三者割当による第1回新株予約権の発行条件の決定に関するお知らせ
■セック <3741> 3,755円 +385 円 (+11.4%) 本日終値
12日に決算を発表。「今期経常は12%増で8期連続最高益、2円増配へ」が好感された。
セック <3741> [東証P] が5月12日大引け後(15:45)に決算を発表。26年3月期の経常利益(非連結)は前の期比8.9%増の20.6億円になり、27年3月期も前期比11.5%増の23億円に伸びを見込み、8期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。10期連続増収、増益になる。
■カナデビア <7004> 1,407円 +139 円 (+11.0%) 本日終値
カナデビア<7004>が続急伸。12日の取引終了後に発表した27年3月期連結業績予想で、売上高は6400億円(前期比0.8%減)と減収を見込むものの、営業利益255億円(同2.1倍)、純利益210億円(同88.6%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比13円増の38円としたことが好感された。海外での大型EPC案件の進捗により環境事業は堅調を見込むものの、事業ポートフォリオ改革の影響により、機械・社会インフラ事業、脱炭素化事業で減収を見込む。前期に計上した海外子会社による技術トラブルの一過性費用がなくなることや、社会インフラ事業で前期に発生した橋梁事業の損失縮小もあり、大幅増益となる見通しだ。なお、26年3月期決算は、売上高6452億2200万円(前の期比5.7%増)、営業利益121億9200万円(同54.8%減)、純利益111億3700万円(同49.6%減)だった。また、12日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントの株式保有割合が5.44%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けた思惑的な買いも入ったようだ。保有目的は「ポートフォリオ投資及び株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としており、報告義務発生日は4月30日となっている。
■NTN <6472> 479.4円 +44.3 円 (+10.2%) 本日終値
NTN<6472>は大幅高で9連騰し、年初来高値を連日更新。12日の取引終了後、日本精工<6471>と共同株式移転による経営統合に関する基本合意書を締結したと発表しており、好材料視された。株式移転比率は6カ月以内をメドに締結する予定の最終契約書で定める。2027年10月に共同持ち株会社が上場する見通し。軸受や精密機器などの分野で世界的に事業を展開する両社が経営統合することで、強靭な事業基盤を構築するとともに、国際競争力の維持・強化を図る。
■早稲田アカデミー <4718> 2,166円 +200 円 (+10.2%) 本日終値
12日に決算を発表。「今期経常は8%増で6期連続最高益、20円増配へ」が好感された。
早稲田アカデミー <4718> [東証P] が5月12日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比10.2%増の39.6億円になり、27年3月期も前期比7.7%増の42.7億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。16期連続増収、6期連続増益になる。
■百五銀行 <8368> 1,994円 +181 円 (+10.0%) 本日終値
12日に決算を発表。「今期経常は11%増で3期連続最高益、前期配当を8円増額・今期は8円増配へ」が好感された。
百五銀行 <8368> [東証P] が5月12日大引け後(15:40)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比44.1%増の370億円に拡大し、27年3月期も前期比11.3%増の412億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を26円→34円(前の期は21円)に増額し、今期も前期比8円増の42円に増配する方針とした。
同時に発表した「0.82%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の0.82%にあたる200万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月13日から9月30日まで。
■ミネベアミツミ <6479> 3,914円 +348 円 (+9.8%) 本日終値
12日に発表した「パナソニック系から事業譲受」が買い材料。
パナソニック インダストリーグループが運営する車載モータ及び車載用冷却ファンモータ事業を譲受。
■キオクシア <285A> 50,500円 +4,400 円 (+9.5%) 本日終値
キオクシアホールディングス<285A>は大口資金の根強い買いが観測され5連騰、半導体関連の主力銘柄が総じて利益確定売りに押されるなかで異色の上値追いを継続中だ。韓国サムスン電子が労働組合による賃金還元要求を背景としたストライキに入る可能性が取り沙汰されており、需給逼迫から半導体メモリー価格の高騰が警戒されている。この場合、NAND型フラッシュメモリー大手のキオクシアにとっては業績押し上げ圧力が発生する公算が大きい。もとより、AIデータセンターのストレージとして爆発的ニーズが発生しているSSD向けにNANDメモリーの需要が高水準であり、キオクシアにとっては収益書き入れ時に突入するとの見方が投資資金を誘引していた。そうしたなか、サムスン電子のストライキ観測が、更なる漁夫の利をもたらすとして、キオクシアの株高思惑を助長する形となっている。
■セコム <9735> 6,095円 +506 円 (+9.1%) 本日終値
セコム<9735>が3日ぶりに急反発、前場取引時間中に前日比約13%高で6300円台まで駆け上がる場面があった。売り上げ規模は1兆円台を優に上回り、警備業界では国内で群を抜く存在。主力のセキュリティー分野はシステム警備の値上げ浸透などにより、トップライン、利益ともに着実な成長トレンドを継続している。12日取引終了後に発表した26年3月期の決算は営業利益が前の期比11%増の1603億3300万円と過去最高を更新した。また、27年3月期も前期比3%増の1655億円予想とピーク利益更新基調が続く見通しだ。株主還元政策にも積極的に取り組んでおり、今期の年間配当は前期実績から20円増配となる120円とする計画。更に、1000億円を上限とする過去最大の自社株買いを実施することも併せて発表しており、これがポジティブサプライズとなり投資マネーを呼び込んでいる。
■グローバルウェイ <3936> 206円 +50 円 (+32.1%) ストップ高 本日終値
グローバルウェイ<3936>はストップ高。12日の取引終了後、26年3月期の連結業績について、売上高が従来予想の37億5000万円から40億1400万円(前の期比30.7%増)、営業損益が1億4200万円の黒字から3億700万円の黒字(前の期は2億6100万円の赤字)で着地したようだと発表しており、業績が上振れして着地したことを好感した買いが集まった。デジタル・ソリューション事業で外注費の削減が想定を超えたうえ、シェアリング事業でTikTokのライバー事業の売り上げが好調に推移した。また、人材採用費を含む各種経費の削減による販管費の抑制も奏功した。
●ストップ高銘柄
トーシンHD <9444> 217円 +50 円 (+29.9%) ストップ高 本日終値
ビーマップ <4316> 227円 +50 円 (+28.3%) ストップ高 本日終値
あんしん保証 <7183> 236円 +50 円 (+26.9%) ストップ高 本日終値
レナサイエンス <4889> 1,421円 +300 円 (+26.8%) ストップ高 本日終値
など、23銘柄
●ストップ安銘柄
ベリテ <9904> 314円 -80 円 (-20.3%) ストップ安 本日終値
ミナトホールディングス <6862> 2,930円 -700 円 (-19.3%) ストップ安 本日終値
など、2銘柄
株探ニュース