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話題株ピックアップ【夕刊】(1):関電化、フェローテク、データセク

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2026年6月4日 15時42分

■関東電化工業 <4047>  4,405円  +700 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率トップ

関東電化工業<4047>はストップ高の水準となる4405円に買われ、上場来高値を更新。同社は産業用ガス事業を展開。キオクシアホールディングス<285A>の3D-NANDデバイス製造におけるメモリーチャネルホールエッチングプロセスにおいて、関電化が供給するガスである「KSG-14」が採用されていることで知られている。メモリー価格の高騰により業績が急拡大するキオクシアは2日に「インベスター・デー」を開催。需要の拡大を踏まえて設備投資については向こう3年間で年平均4700億円程度と、25年度比で60%程度増加する方針を明らかにした。キオクシア関連株としてみなされている関電化に対しては、中期的な需要拡大の期待が高まる結果となり、幅広く投資家の資金が流入。モメンタム株の強調展開に追従する資金も加わって、一段と株価水準を切り上げる形となった。

■フェローテック <6890>  9,020円  +1,070 円 (+13.5%)  本日終値

フェローテック<6890>が切り返し急。同社は4日の寄り前に、3日午後4時から開催したアナリスト・機関投資家向け決算説明会の質疑応答の内容を開示した。26年12月期の業績見通しに関して、「営業サイドの期待感を持った数字、目指す数字」としたうえで、「売り上げ4000億円は追及したい。営業利益も500億円くらい行けるんじゃないか」とのコメントがあったと公表している。5月15日に公表した業績見通しでは売上高予想は3500億円、営業利益予想は380億円となっている。質疑応答の内容から、業績上振れ期待が膨らみ、買いが集まった。説明会のなかではこのほか、光通信トランシーバー向けのサーモモジュールについて、月産400万枚から600万枚へキャパシティーを増やしていると明らかにしたうえで、今年いっぱいで月産900万枚まで増加させる意向を示したという。マレーシア・クリム第2工場は10月に竣工式を行う意向で、クリム第3工場に関しては、検討をしているが建屋は借りる予定だとコメントした。同社は業績予想の修正が必要となった場合は適時適切に公表する方針。質疑応答の詳細については後日改めて開示するとしている。

■データセクション <3905>  5,690円  +630 円 (+12.5%)  本日終値

データセクション<3905>は後場動意。きょう正午ごろ、台湾ASRock Rackとエヌビディア<NVDA>製B200を搭載したGPUサーバー587台の取得に関する売買契約を締結したと発表しており、株価の刺激材料となった。取得金額は2億5740万ドル。7~8月に段階的に稼働する予定のタイ・バンコク近郊のAIデータセンターに導入する。

■エディオン <2730>  2,667円  +293 円 (+12.3%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位

エディオン<2730>がマドを開けて急伸し、年初来高値を更新した。4日付の日本経済新聞朝刊が、「家電量販最大手のヤマダホールディングス(HD)と大手のエディオンが経営統合する方針であることが3日、わかった」と報じた。持ち株会社を設立し、傘下に両社がぶら下がる案を軸に検討すると伝えている。報道を受け、エディオンは4日の寄り前にコメントを開示。「経営統合について検討していることは事実」としたうえで、5日の取締役会で決議する予定だとした。ヤマダホールディングス<9831>も4日寄り前に、経営統合の検討をしていることは事実とし、5日の取締役会で決議する予定だと開示している。エディオンに対しては株式交換比率などへの思惑が広がる格好となったもようだ。ヤマダHDも買われ、年初来高値を更新した。

■CYBERDYNE <7779>  335円  +31 円 (+10.2%)  本日終値

CYBERDYNE<7779>が後場一段高。同社はきょう、2月に販売を開始した「HAL腰タイプ作業支援用(LB06モデル)」が、中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)の製品として登録されたことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)は、人手不足に悩む中小企業や個人事業主が、国に認定・登録された省力化製品をカタログから選んで導入するだけで、簡単に申請できる補助金制度。補助率は2分の1で、補助上限額は従業員数に応じて500万~1500万円となっている。

■フィックスターズ <3687>  3,200円  +243 円 (+8.2%)  本日終値  東証プライム 上昇率9位

フィックスターズ<3687>、テラスカイ<3915>、エヌエフホールディングス<6864>、HPCシステムズ<6597>、浜松ホトニクス<6965>など量子コンピューター関連が、全般リスクオフ相場のなか軒並み強さを発揮している。ここ米国株市場でIBM<IBM>などをはじめ量子コンピューター関連株が人気で、この流れが東京市場にも波及している状況だ。米国では3日、量子コンピューター新興企業であるクオンティニュアムが、IPOでの公開価格を仮条件から引き上げ1株あたり60ドルに決めたことを発表、4日にナスダック新規上場の運びとなる。IPOでは投資家から20倍超の強烈な需要があったことが報じられており、投資テーマとして量子コンピューター関連が改めて投資マネーを誘引している。東京市場でも量子コンピューター関連は、高市早苗首相肝いりの国策テーマであり、関連企業の株価を強く刺激している。

■KeePer技研 <6036>  2,919円  +195 円 (+7.2%)  本日終値  東証プライム 上昇率10位

KeePer技研<6036>が急伸、底値圏での三角もち合いを経て戻りトレンドへの移行を鮮明としている。自社開発技術に基づくカーコーティングを展開する。同社が3日取引終了後に発表した5月の全社売上高は前年同月比51.6%増と急拡大した。ゴールデンウィークに絡み新車の納車が急増したことや全国的に降雨量が少なく、花粉や黄砂による汚れが付きやすかったこともあり、洗車需要も旺盛だった。なお、6月からサービス価格を値上げするが、会社側によれば「5月中に予約した場合は値上げ前の価格で施工する」ということを明示したこともあって、6月以降の施工も多くなるとの見通しを示している。

■ラウンドワン <4680>  929.1円  +59.8 円 (+6.9%)  本日終値

ラウンドワン<4680>が後場に切り返した。同社は4日正午、5月度の売り上げ状況(速報)を公表した。国内の既存店売上高は前年同月比21.6%増と増収基調を継続。伸び率は4月の11.1%を大きく上回った。業況を評価した買いが入ったようだ。カレンダーの影響を踏まえると、既存店売上高は実質的に約16%増となったという。コラボキャンペーンの効果が出たほか、アミューズメントの売り上げが好調だった。5月1日に実施した値上げの影響も表れた。

■コクサイエレ <6525>  8,467円  +480 円 (+6.0%)  本日終値

KOKUSAI ELECTRIC<6525>が頑強。半導体製造装置メーカーである同社は27年3月期の売上高予想は前期比19.1%増の2800億円、純利益予想は同28.9%増の388億円と大幅な増収増益の見込みだ。バッチ成膜装置市場でトップシェアの同社は、生成AI関連での設備投資需要が業績面で強い追い風となっている。株価は5月29日にいったん天井を形成したが、深押しを回避し6月3日以降は再び上昇軌道に復帰。国内大手証券が目標株価を引き上げたことも手伝って売り方の買い戻しが加速し、4日入り上場来高値を更新する形となった。

■テレ朝HD <9409>  3,280円  +165 円 (+5.3%)  本日終値

テレビ朝日ホールディングス<9409>が急伸。同社が4日寄り前に公表した定時株主総会招集通知と株主総会資料のなかで、村上世彰氏の長女である野村絢氏がテレ朝HDの株式を1.86%保有していることが明らかとなった。テレビ局を経営するテレ朝HDに対し、野村氏が企業価値の向上に向けた取り組みを働きかけるとの思惑から、買いを誘う格好となったようだ。テレ朝HDの筆頭株主は朝日新聞社で東映<9605>がこれに続く。野村氏は第8位の大株主となっている。

株探ニュース

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