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前週末5日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

注目
2026年6月8日 5時20分

■WIZE <3664>  28円 (+7円、+33.3%)

WIZE <3664> [東証G]が3日ぶり急反騰。4日の取引終了後、SBIホールディングス <8473> [東証P]傘下で暗号資産事業を行うSBI VCトレードと、ソラナ(SOL)の運用を軸としたトレジャリー事業で提携したと発表しており、これを好感した買いが流入した。WIZEによると、国内最大級の暗号資産取引所であるSBI VCトレードと提携することは、SOLの取得・運用体制を大きく引き上げることにつながり、これにより国内屈指のソラナ・トレジャリー企業を目指すとしている。

■3DM <7777>  446円 (+58円、+15.0%) 一時ストップ高

スリー・ディー・マトリックス <7777> [東証G]が続急騰、一時ストップ高となった。5日の寄り前に、集計中の26年4月期連結業績について、売上高が従来予想の99億4400万円から108億8600万円(前の期比57.0%増)へ、営業利益が9億6100万円から13億3500万円(前の期11億5600万円の赤字)へ、最終利益が34億6600万円から41億9200万円(同25億100万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。5月19日に修正値を発表したが、その後の営業成績の確定作業で、第4四半期において特に米国で想定以上に売り上げが成長したことが要因。一方、費用の変化は僅少であったとしている。

■AIメカ <6227>  7,440円 (+950円、+14.6%) 一時ストップ高

AIメカテック <6227> [東証S]が続急騰、一時ストップ高となった。同社は 半導体パッケージや半導体プロセスの製造システムのほか、光学系デバイス分野でも事業を展開。AI用の先端半導体関連で顧客の投資が拡大するなか、ウエハーレベルパッケージ(WLP)向けのTB/DB(テンポラリーボンダー/デボンダー)装置や、PLP(パネルレベルパッケージ)向けのTB/DB装置の受注が好調で、5月15日に発表した26年6月期第3四半期累計(25年7月-26年3月)の連結決算は売上高が前年同期比2.3倍の248億6300万円、営業利益は同23倍の42億2800万円と急拡大。営業利益の通期計画に対する進捗率は87%に上る。株価は他の半導体関連株と比べて出遅れ感が顕著で、直近まで75日移動平均線を下回って推移していた。前日の米株式市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%を超す下げとなるなかでも、マーベル・テクノロジー・グループ <MRVL> やエヌビディア <NVDA> が上昇。半導体株全体では総崩れには至らず、AI半導体を中心とした株高ラリーの継続に対する期待感が根強く存在するなか、AIメカに対しては一段の上昇余地を見込んだ買いが継続し、幅広い投資マネーを巻き込む形で5日は株高に弾みがついたようだ。

■菊池製作 <3444>  1,178円 (+128円、+12.2%)

菊池製作所 <3444> [東証S]が急反騰。グループのイームズロボティクス(福島県南相馬市)が6月3日から5日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「Japan Drone 2026」に「FUKUSHIMA DRONE」として出展しており、これが手掛かり材料視されたようだ。経済産業省の中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)で開発を進めている次世代ドローン運航インフラ(ドローンステーション)やクラウド型運航管理システム、地域物流モデルをはじめ、防災対応ドローンや光ファイバードローンなどを展示し、福島県から発信する ドローン社会実装の最前線を紹介している。

■スマートD <5137>  214円 (+22円、+11.5%)

スマートドライブ <5137> [東証G]が3日ぶり急反騰。5日、カナダのテレマティクス企業ジオタブと共同事業を展開することで合意したと発表した。スマートDは自社SaaS群や各種デバイスから取得する移動データとユーザー側の既外部データを統合し、AIを活用した業務自動化や分析を可能にするプラットフォーム「AI Mobility OS」(AIMOS)を提供している。共同事業ではジオタブが提供するデバイスデータとスマートDのAIMOSを連携させ、スマートDのグループ会社であるインターゾーンが有する自動車アフターマーケットの顧客基盤にリーチするサービスを拡充するとしており、好感した買いが集まった。

■日製鋼 <5631>  7,930円 (+654円、+9.0%)

東証プライムの上昇率5位。日本製鋼所 <5631> [東証P]が急反発。そのほか、日本ギア工業 <6356> [東証S]が急反騰。木村化工機 <6378> [東証S]や岡野バルブ製造 <6492> [東証S]が堅調に推移するなど、原発関連株が軒並み高となった。政府が2040年代までに原発を最大5基、建て替える目標を掲げることが明らかになったと、国内メディアが相次いで報じており、各社の株価の刺激材料となったようだ。報道によると、総合資源エネルギー調査会の小委員会が5日に開かれ、ここで改定案が示されるという。

■フジHD <4676>  4,176円 (+338円、+8.8%)

東証プライムの上昇率6位。フジ・メディア・ホールディングス <4676> [東証P]が3日ぶり急反発。米ブルームバーグ通信が4日、「フジ・メディア・ホールディングス(フジHD)が進めている不動産子会社売却を巡り、1次入札で1兆円を超える応札が相次いだことが分かった」と報じた。米大手ファンドなど複数の候補が強い意欲を示しているという。これが材料視されたようだ。

■東洋炭素 <5310>  8,810円 (+700円、+8.6%)

東証プライムの上昇率8位。東洋炭素 <5310> [東証P]が4日続急伸。大和証券は4日、同社株のレーティングを5段階で真ん中の「3(中立)」から2番目の「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。目標株価は5500円から8600円に見直した。受注回復を背景に業績は回復フェーズに向かうとみている。同証券では26年12月期の連結営業利益は70億円(会社予想62億円)と前回予想を据え置いたが、半導体需要の回復を背景に27年12月期同利益を従来予想の82億円から90億円に上方修正した。シリコン関連製品をはじめ、AI需要を背景にエレクトロニクス関連の受注動向に改善の動きがみえており、27年12月期は業績回復がより明確となるフェーズに入るとみている。

■トレンド <4704>  6,678円 (+453円、+7.3%)

トレンドマイクロ <4704> [東証P]が4日ぶり急反発。同社は4日、自社の法人向けブランド「TrendAI」が、米アンソロピックによるソフトウェアの脆弱性特定・対処を推進することを目的とした「Project Glasswing」に参加したことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。このプロジェクトの一環として、TrendAIはアンソロピックの「クロード・ミュトス」をプレビューの段階から活用し、ソフトウェアコードのレビュー・分析を実施。これにより、サイバーセキュリティーのリサーチャーが脆弱性を迅速に発見し、協調的な情報開示、優先順位付けされた修復対応、そして脆弱性に対する仮想パッチを通じたリスク低減へとつなげることが可能になるとしている。

■インターメス <262A>  1,980円 (+120円、+6.5%)

インターメスティック <262A> [東証P]が3日ぶり急反発。4日取引終了後、5月度の国内月次売り上げ速報を発表。Zoff事業の既存店売上高は前年同月比19.1%増と、引き続きプラス基調を維持した。テレビCMや各種プロモーション活動が奏功したほか、初夏に向けたUV関連需要の高まりが追い風となった。全店ベースでは同24.4%だった。

■T&D <8795>  4,390円 (+265円、+6.4%)

T&Dホールディングス <8795> [東証P]が3日ぶり急反発。同社は4日の取引終了後、連結子会社のT&Dフィナンシャル生命保険の株式をLINEヤフー <4689> [東証P]傘下のPayPay <PAYP> と、投資運用会社のワン・インベストメント・マネージメントの関連法人に売却すると発表した。PayPayはT&Dフィナンシャル生命の株式の70.2%を取得し子会社化する。株式譲渡は10月1日を予定。T&Dは株式売却で得られる税引き後の資金の50%程度を株主還元に配分する方針を示した。あわせて同社は6月8日から9月30日までの間に、取得総数1200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.50%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いを実施することも発表しており、これらを材料視した買いが集まった。PayPayによる株式取得額は1319億8500万円の見込み。T&Dフィナンシャル生命の顧客基盤にPayPayが持つデジタルプラットフォームやマーケティングなどのノウハウを掛け合わせ、事業の成長につなげる。

■エアロエッジ <7409>  3,195円 (+190円、+6.3%)

AeroEdge <7409> [東証G]が急反発。5日午後1時ごろ、24年10月に発表した海外グローバル大手航空機関連メーカー向け商業用航空機関連部品の供給に関して、部品の量産を開始したと発表したことが好感された。同件は、海外グローバル大手航空機関連メーカーとの間で、26年から36年までを供給期間とする商業用航空機関連部品の長期供給契約を締結したもの。これに伴いマシニングセンター、研削盤、特殊工程用設備及び非破壊検査装置などを中心とした約17億円の設備投資を実施するとともに、量産技術の確立ならびに品質保証体制の構築を進めてきたが、生産体制が整い、初品製造の顧客認証を取得したことから、同部品の量産を開始した。なお、同件による業績への影響は、26年6月期業績予想に織り込み済みとしている。

■セルシス <3663>  1,706円 (+98円、+6.1%)

セルシス <3663> [東証P]が4日ぶり急反発。5日午前11時ごろに、26年12月期の中間配当を18円から20円に引き上げると発表したことが好感された。なお、年間配当は40円(前期36円)となる。

※5日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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