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話題株ピックアップ【夕刊】(2):トリドール、モスフード、Jエレベータ

注目
2026年6月8日 15時44分

■トリドール <3397>  3,775円  +99 円 (+2.7%)  本日終値

トリドールホールディングス<3397>が4日ぶりに切り返す展開。足もとプライム市場ではAI・半導体関連株中心に流れ込んでいた投資マネーが逆流し、日経平均が大きく売り込まれる展開となっているが、底値圏に位置していた内需系の小売り・外食関連株の一角には資金シフトの動きが観測され、同社株もその対象となっている。今年4月上旬から販売開始した「丸亀うどんメシ」が顧客層に好評を博し、中期的な収益貢献が期待されている。同メニューはうどんとご飯という「炭水化物+炭水化物」の組み合わせだが、新しいカテゴリーとして需要を獲得。嗅覚を支配するソースの香りなどがニーズを捉え、「ギルティ料理(背徳感の伴う料理)」として認知度を高め、販売開始後6日で20万食に達したことが報じられている。このインパクトの強い新メニューが改めて脚光を浴び、底値圏の株価に浮揚力を与えるカタリストとなった格好だ。

■モスフードサービス <8153>  3,580円  +90 円 (+2.6%)  本日終値

モスフードサービス<8153>は堅調推移。前週末5日、5月の月次情報を発表した。5月度の国内モスバーガー店舗における既存店売上高は前年同月比7.1%増と22カ月連続で前年同月を上回っており、株価の支援材料となった。全店売上高は同6.3%増だった。

■Jエレベータ <6544>  1,703.5円  +41 円 (+2.5%)  本日終値

ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>が12日ぶりに反発。東海東京インテリジェンス・ラボは5日、同社株の目標株価を2380円から2500円に引き上げた。レーティングは3段階で最上位の「アウトパフォーム」を継続した。同社は独立系でエレベーターやエスカレーターの保守・保全業務などを手掛けている。同ラボでは人員増強もあり保守契約台数やリニューアル実施台数の伸びが続くことを評価している。27年3月期の連結営業利益は前期比18.1%増の130億円の計画だが、同ラボでは137億円への上振れを見込む。物価高を背景にオフィスビルオーナーや商業施設などでコスト削減意識が高まる可能性が高いことに加え、設置から20~30年経過したエレベーターが増加しており、リニューアル売り上げも伸びるとみている。

■Joshin <8173>  3,515円  +55 円 (+1.6%)  本日終値

Joshin<8173>は5連騰。年初来高値圏を突き進んでいる。同社は関西地盤の家電量販店大手。先月上旬に発表した26年3月期決算は営業利益が前の期比47.0%増の54億2200万円と絶好調。猛暑によるエアコン販売の伸長に加え、携帯電話やパソコン、テレビゲームの拡大が寄与した。続く27年3月期も前期比10.7%増の60億円と成長継続の見通しを示した。29年3月期を最終年度とする中期経営計画が目下進行中であり、最終年度に営業利益100億円とする目標を掲げている。不採算店舗の整理といった効率化を進めつつ、プライベートブランドの強化やリアル店舗とネットを組み合わせた戦略などに取り組む。こうした施策によって企業価値を高め、PBR1倍以上の早期実現を目指す構えだ。成長期待の高まりから足もと買いを呼び込んだようだ。

■エムスリー <2413>  1,611.5円  +21.5 円 (+1.4%)  本日終値

エムスリー<2413>は3日続伸。前週末5日の取引終了後、介護・福祉事業所、医療施設向けシステムの開発・販売などを手掛けるワイズマン(盛岡市)を7月1日に子会社化すると発表しており、材料視した買いが入った。ワイズマンの顧客基盤とエムスリーのウェブマーケティングのノウハウを活用し、両社サービスの拡販を図る。取得価額は非開示。業績に与える影響は現在精査している。

■コクヨ <7984>  811.1円  +10.8 円 (+1.4%)  本日終値

コクヨ<7984>が続伸。前週末5日の取引終了後に株主優待制度の拡充を発表したことが好材料視された。現行制度では毎年12月末日時点で2000株以上の株式を保有する株主を対象に株主優待制度を実施していたが、26年12月末日時点の株主優待から保有株数の要件に保有株数500株以上2000株未満、かつ半年以上継続保有の区分を新設し、自社グループ商品4000円相当(または寄付)を提供する。なお、2000株以上を保有する株主を対象とする優待制度は現行のままとしている。

■青山商事 <8219>  686円  +8 円 (+1.2%)  本日終値

青山商事<8219>が続伸。この日発表した5月度の月次売上高(速報)で、ビジネスウェア事業の既存店売上高が前年同月比4.9%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。客単価が同3.0%増と上昇したことに加えて、4月は前年割れとなった客数が同1.8%増と増加した。スーツとカジュアルが好調だったという。なお、全店売上高は同3.5%増だった。

■Terra Drone <278A>  8,260円  +70 円 (+0.9%)  本日終値

Terra Drone<278A>は続伸。同社はきょう、グループ会社のUniflyとともに、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)日本政府代表部大使公邸で開催された、日本とNATO加盟国の防衛関連企業の協力拡大を目的とする展示イベントに出展したことを明らかにしており、これが株価を刺激したもよう。ただ、買い一巡後は全体相場の悪地合いが影響する形で失速している。このイベントは、NATO日本政府代表部が在ベルギー日本大使館から独立して1年を迎えることに合わせて開催されたもの。同社はロケット型迎撃ドローン「Terra A1」及び固定翼型迎撃ドローン「Terra A2」だけではなく、Uniflyの無人航空機運航管理システム(UTM)に関しても、NATO関係者、各国政府機関、防衛関連企業との対話を通じて、ドローン及びUTM技術を活用した防衛・公共安全領域での事業機会を追求し、安全で持続可能な低空域インフラの構築を支援するとしている。

■日本駐車場開発 <2353>  243円  +2 円 (+0.8%)  本日終値

日本駐車場開発<2353>は続伸。前週末5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(25年8月~26年4月)連結決算が、売上高311億700万円(前年同期比9.4%増)、営業利益70億1600万円(同5.6%増)、純利益42億800万円(同11.6%増)と増収増益となったことが好感された。重点エリアにおけるマンション附置駐車場へのサブリース提案を強化した駐車場事業が同期間として売上高・営業利益ともに過去最高を更新。また、遊園地でインフルエンサーを積極起用したコラボレーションイベントの開催やSNS活用による販促により、来場者数が前年同期比で増加したテーマパーク事業も同じく過去最高の売上高・営業利益となり業績を牽引した。なお、26年7月期通期業績予想は、売上高408億円(前期比10.8%増)、営業利益85億円(同11.0%増)、純利益57億円(同18.8%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を400万株(自己株式を除く発行済み株数の1.28%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は7月17日から9月30日までで、株主還元及び資本効率の向上と経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を図るために実施する。

■エターナルG <3193>  2,742円  +18 円 (+0.7%)  本日終値

エターナルホスピタリティグループ<3193>は続伸。前週末5日の取引終了後、26年7月期第3四半期累計(25年8月~26年4月)の連結決算を発表した。売上高が383億1800万円(前年同期比13.3%増)、営業利益が23億6700万円(同16.9%増)だった。昨年5月に価格改定を実施したが、直営の既存店における客数は客単価とともに前年同期を上回った。同時に開示した5月度の既存店売上高は前年同月比1.0%増と14カ月連続の増収となっており、これらを材料視した買いが入った。あわせて7月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表。加えて、26年7月末を基準日とする株主優待から長期保有株主優待制度を新設するとともに、27年1月末を基準日として100株以上200株未満を保有する株主を優待対象とする実質的な制度拡充を行うと開示しており、これらも株価の支援材料となった。100株以上200株未満を保有する株主に500円相当(年間1000円相当)の食事優待券を贈る。なお、200株以上600株未満を保有する株主には1000円相当(同2000円相当)、600株以上1000株未満を保有する株主には3000円相当(同6000円相当)、1000株以上を保有する株主には5000円相当(同1万円相当)と株式分割前と同水準の金額に当たる優待券を贈呈。長期保有株主優待制度については100株以上を1年以上継続して保有する株主に5%割引優待券4枚を追加で進呈する。

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