株価指数先物【引け後】 バンドに沿ったトレンドで+2σは7万円を超えてくる
大阪9月限
日経225先物 69400 +3280 (+4.96%)
TOPIX先物 4003.5 +121.0 (+3.11%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示
日経225先物(6月限)は前日比3280円高の6万9400円で取引を終了。寄り付きは6万8300円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万7270円)を上放れ、ギャップアップで始まった。直後につけた6万8200円を安値に上へのバイアスが強まり、前場終盤にかけて6万9800円台に乗せると、ランチタイムで6万9840円まで上げ幅を広げた。ただ、後場は急ピッチの上昇に対する持ち高調整の動きも入りやすく、6万9200円~6万9600円辺りで保ち合いが続いた。
米国とイランとの間で戦闘終結に向けた和平合意が成立したことが材料視された。ソフトバンクグループ<9984>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]、イビデン<4062>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]など、指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株が軒並み大きく買われており、日経平均型を牽引した。
日経225先物は現物の寄り付き後ほどなくして6月3日につけた高値6万8800円を上抜けてくると、ショートカバーを交えての上昇となった。ボリンジャーバンドの+2σ(6万9590円)を上回ってきたことで、同水準では強弱感が対立する形となり、後場は同バンドが心理的な抵抗線として機能していた。
ナイトセッションで+2σは7万0130円まで切り上がってきた。7万円乗せでいったん達成感が意識されてきそうだが、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。週足では+1σ(6万6370円)と+2σ(7万1280円)とのゾーンを継続している。
また、日銀の金融政策決定会合(15~16日)では、政策金利をほぼ31年ぶりとなる1.0%へ引き上げる見通しである。16~17日に開催される6月の米FOMC(連邦公開市場委員会)では政策金利が据え置かれ、9月の会合で利上げが実施されるとの見方が強い。結果判明後はアク抜けの動きが出てきそうだ。
NT倍率は先物中心限月で17.33倍(12日は17.03倍)に上昇した。寄り付きは17.28倍と連日で窓を空けて上昇し、終盤にかけて17.34倍まで上げている。一気に+2σ(17.71倍)に接近してきた。東証プライムの騰落銘柄は値上がり数が7割を占めているが、ソフトバンクグループなど前出の5銘柄で日経平均株価を200円弱押し上げているため、NTロングに振れやすい。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万5905枚、バークレイズ証券が1万0385枚、ソシエテジェネラル証券が9521枚、サスケハナ・ホンコンが3968枚、JPモルガン証券が2849枚、SBI証券が2202枚、ゴールドマン証券が2007枚、ビーオブエー証券が1849枚、モルガンMUFG証券が1709枚、野村証券が1453枚だった。
TOPIX先物はバークレイズ証券が2万0331枚、ソシエテジェネラル証券が1万9870枚、ABNクリアリン証券が1万7912枚、JPモルガン証券が5278枚、モルガンMUFG証券が4648枚、ゴールドマン証券が4165枚、野村証券が2736枚、サスケハナ・ホンコンが2512枚、BNPパリバ証券が2351枚、ビーオブエー証券が2244枚だった。
株探ニュース