話題株ピックアップ【夕刊】(2):富士急、INPEX、サンマルク
■富士急行 <9010> 2,548円 +51 円 (+2.0%) 本日終値
富士急行<9010>がしっかり。同社は17日の取引終了後、創立100周年の記念株主優待を実施すると発表。株価の支援材料となったようだ。8月31日を基準日とし、同日時点で100株以上を保有する株主が対象。「富士急ハイランドワンデイパス」などと交換できる遊園地フリーパスペアチケット引換券を1枚贈呈する。また、創立100周年記念の特別プレゼントキャンペーンとして、4月以降に新たに同社株を100株以上保有することになった新規株主や、100株以上買い増しをした株主を対象に、「ホテルマウント富士スイート」ペア宿泊券や、「富士山・富士五湖パスポート(電車バス2日間フリー)」ペア引換券、オリジナルQUOカード(3000円)などの賞品を抽選で合計100組の株主にプレゼントする。9月末と3月末の株主を対象とする通常の株主優待に追加する形で、記念株主優待を実施する。
■INPEX <1605> 3,429円 +23 円 (+0.7%) 本日終値
INPEX<1605>が続伸。17日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前日比0.74ドル高の1バレル=76.79ドルと上昇した。米国とイランが戦闘終結に向けて合意したことから、原油価格は大幅安となったが、トランプ米大統領は17日、覚書への署名後60日以内に最終合意に至らなければ「再び攻撃する」と発言したとも報じられており、先行き不透明感から原油の下値を買う動きも流入した様子だ。
■サンマルク <3395> 2,423円 +16 円 (+0.7%) 本日終値
サンマルクホールディングス<3395>が3日ぶりに反発。17日の取引終了後に、ベーカリーカフェ「トラスパレンテ」を展開するトラスパレンテ(東京都目黒区)の全株式を7月1日付で取得し子会社化すると発表しており、業績への貢献が期待されているようだ。「トラスパレンテ」は現在、都内を中心に14店舗を直営展開いている。高品質なパンの製造技術や高いブランド力を有するトラスパレンテをグループ内に取り込むことで、グループのチェーンの価値・ブランドを更に高めるとともに、グループの出店ノウハウや経営資源を活用することでトラスパレンテンの成長加速を期待している。取得価額は非開示。なお、同件による業績への影響は軽微としている。
■Jトラスト <8508> 781円 +5 円 (+0.6%) 本日終値
Jトラスト<8508>は5日続伸。年初来高値を更新した。17日の取引終了後、特別株主優待を実施すると発表した。9月2日を基準日として100株以上を保有する株主にデジタルギフト1万円相当を贈呈するとしており、好感した買いが集まった。26年3月末に子会社の日本保証が展開する信用保証サービスの保証残高が3000億円、同じく子会社のJトラストグローバル証券における預り資産残高が5000億円を超え、KPIを突破したことを記念する。
■HIOKI <6866> 12,690円 +60 円 (+0.5%) 本日終値
HIOKI<6866>が5日続伸。この日、高周波・大電流領域の電流波形観測に対応した電流プローブ「CT6704」「CT6705」を発売したと発表しており、好材料視された。同製品はパワーエレクトロニクスやモビリティー、産業機器、データセンター関連機器の研究開発・評価市場に向けた製品。同社では同製品を通じて電動化、再生可能エネルギー、データセンターなど、電力変換技術の重要性が高まる成長市場に向けた計測ソリューションの提案を強化するとしている。
■塩野義製薬 <4507> 2,833円 +0.5 円 (+0.0%) 本日終値
塩野義製薬<4507>が高い。午後1時ごろに、イギリスのF2G社と共同開発する新規抗真菌薬オロロフィムの侵襲性アスペルギルス症患者を対象とするグローバル第3相臨床試験(OASIS試験)において、主要評価項目を達成したと発表しており、好材料視された。塩野義では、F2G社との契約に基づきオロロフィムの共同開発を進めるとともに、欧州及びアジアでの開発及び独占的販売権を有しており、試験結果を踏まえて欧州及びアジアでの承認申請を予定しているという。また、F2G社は米国食品医薬品局(FDA)への新薬承認申請を計画している。
■太陽誘電 <6976> 19,860円 -985 円 (-4.7%) 本日終値
太陽誘電<6976>は高値圏での乱高下。SMBC日興証券は17日、同社株の投資評価を3段階で最上位の「1」から真ん中の「2」に引き下げた。目標株価は5000円から1万8500円に見直した。データセンター(DC)用セラミックコンデンサ(MLCC)は強含みを予想するが、足もとのバリュエーションや同業との相対感に鑑みれば、割安感は乏しいとみている。27年3月期の連結営業利益は340億円から420億円(会社計画300億円)に修正し、28年3月期の同利益は760億円を見込んでいる。
■デジタルプラス <3691> 1,603円 +300 円 (+23.0%) ストップ高 本日終値
デジタルプラス<3691>がストップ高。同社は18日正午、北海道が実施する物価高対応緊急経済対策において、受託コンソーシアムの代表企業であるポケットサイン(東京都新宿区)が提供する「北海道アプリ」とデジプラの「デジタルギフト」が連携すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。同事業は補正予算168億円の給付事業で、約282万世帯を対象に1世帯あたり5500円分の給付を行う施策。対象の世帯主は北海道アプリを通じて「どうみんポイント」を受け取ることができる。どうみんポイントはデジタルギフトを通じて各種電子マネーやポイントへ交換することが可能となるという。デジプラは今回の採用を通じ、自治体領域での取り組みを更に強化し、重点領域の一つとして拡張を進める方針だ。
■竹田iP <7875> 879円 +150 円 (+20.6%) ストップ高 本日終値
竹田iPホールディングス<7875>が急反発。17日の取引終了後に、ムトー精工<7927>子会社で、プリント配線板の基板設計及び検査サービスなどを行う大英エレクトロニクスの全株式を7月13日付で取得し子会社化すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。大英エレクトロニクスの設計・検査に関する人材、技術及びノウハウと、竹田iPグループが有する製造技術、設計・製造ノウハウ並びに国内外の顧客基盤を組み合わせることで、基板設計からマスク製造・検査に至る提案力の強化や顧客ニーズへの対応力の向上、更にはフォトマスク、スクリーンマスクなどの受注機会の拡大が期待されている。取得価額は23億500万円。なお、27年3月期業績への影響は精査中としている。
株探ニュース