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話題株ピックアップ【夕刊】(1):ダイヘン、村田製、ノースサンド

注目
2026年6月18日 15時43分

■ダイヘン <6622>  18,240円  +1,410 円 (+8.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位

ダイヘン<6622>が大幅高で5日続伸。17日の取引終了後に、九州製鋼佐賀工場内に設置された「武雄蓄電所」(佐賀県武雄市)に「蓄電池パッケージ」を納入したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。同蓄電所は複数社の出資により設立された武雄蓄電所合同会社を事業主体として開発。設計・施工はJESCOホールディングス<1434>傘下のJESCOエコシステムが担当し、25年11月に商業運転を開始している。

■村田製作所 <6981>  11,745円  +880 円 (+8.1%)  本日終値

村田製作所<6981>が大幅に4日続伸、上場来高値を更新した。SMBC日興証券は17日、同社株の投資評価を3段階で真ん中の「2」から最上位の「1」に引き上げた。目標株価は4000円から1万3400円に見直した。「力強い積層セラミックコンデンサ(MLCC)の拡大恩恵を享受しよう」と指摘。データセンター(DC)用MLCCが当初想定を上回る水準にあり、利益成長のドライバーになるとみている。同社は2010年代の「モバイル」、20年代の「モビリティ」というメガトレンドの勝者であり、日々変化するAI領域でも勝者となれる蓋然性は高い、と評価。27年3月の連結営業利益は従来予想の3750億円から4250億円(会社計画3800億円)に修正し、28年3月期の同利益は6100億円を見込んでいる。

■ノースサンド <446A>  1,326円  +97 円 (+7.9%)  本日終値

ノースサンド<446A>が大幅続伸。東京証券取引所が17日の取引終了後、同社株を18日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買われたようだ。また、日本証券金融も18日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

■扶桑化学工業 <4368>  4,420円  +295 円 (+7.2%)  本日終値

扶桑化学工業<4368>が続急伸。リンゴ酸やクエン酸などの果実酸で世界首位級のシェアを有するほか、電子材料分野への展開で独自の強みを持っていることが特長。半導体ウエハー研磨の原料として必須の「超高純度コロイダルシリカ」でグローバル・ニッチトップの座を確立させている。業績も絶好調で27年3月期は営業利益段階で前期比29%増の243億円予想と4期ぶりに過去最高を更新する見通し。そうしたなか、17日取引終了後に27年3月期最終利益予想の修正を発表、従来計画の166億円から192億円(前期比34%増)に大幅に増額した。これは超高純度コロイダルシリカ生産設備に関する「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金(2次公募)」の交付が決定し、補助金36億9400万円の受領に伴い特別利益を計上することによる。足もとでこれを材料視する買いを呼び込む格好となった。

■リクルート <6098>  11,165円  +645 円 (+6.1%)  本日終値

リクルートホールディングス<6098>が急反発。野村証券は17日、同社株のレーティングを3段階で真ん中の「ニュートラル」から最上位の「バイ」に引き上げた。目標株価は8000円から1万6000円に見直した。HRテクノロジー事業では、求人サイト「インディード」のプレミアム広告プランが好調。同事業は利益成長性と事業評価が高まる局面にある、とみている。MMT(マーケティング・マッチング・テクノロジー)事業は収益モデルの進化が進むことを評価。また、自社株買いの一段の積極化も見込んでいる。

■データセクション <3905>  5,110円  +195 円 (+4.0%)  本日終値

データセクション<3905>が大幅反発。17日の取引終了後に、主要AIモデルを横断利用できるAIサイドキックデバイス「OHMAI」のグローバルローンチを発表しており、好材料視された。フランス・パリで開催中の欧州最大級のテクノロジーイベント「Viva Technology(VivaTech)」において発表された。同社のアカウントを1つ作成するだけで世界有数のオープンソースAIモデルにシームレスにアクセスできる、手のひらサイズのコンパクトなAIデバイスで、ユーザーからの音声、テキスト、画像によるリクエストに対し、セキュアにそのタスクに最も適したAIモデルを自動的に選択・処理するという。

■三菱重工業 <7011>  3,968円  +108 円 (+2.8%)  本日終値

三菱重工業<7011>が大幅続伸。一時235円高の4095円と約3週間ぶりにフシ目の4000円台を回復する場面があった。AIとの融合が進むドローンに関して産業用にとどまらず、世界的に地政学リスクが高まるなかで軍事用としての注目度が一段と高まっている。そうしたなか、同社は敵からの攻撃用ドローンを味方のドローンで撃ち落とすカウンタードローンの量産試作機を開発したことが、18日付の日経新聞で報じられた。今後防衛省への採用をめざし、提案することも視野に入れるとしており、防衛関連の代表格である同社のドローン開発体制の強化がセンセーショナルに伝わった。これが株価を強く刺激する状況となっている。

■アイネス <9742>  2,053円  +45 円 (+2.2%)  本日終値

アイネス<9742>が高い。17日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、旧村上ファンド関係者が運営するシンガポールの投資顧問会社エフィッシモ・キャピタル・マネージメントの保有割合が14.74%から15.76%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資。ただし、うち329万4500株については投資一任契約に基づく顧客資産運用のためとしており、報告義務発生日は6月10日となっている。

■IIJ <3774>  3,021円  +64.5 円 (+2.2%)  本日終値

インターネットイニシアティブ<3774>が3日続伸。この日、産業機械や工場設備をIoT化するソリューション「IIJ産業IoTセキュアリモートマネジメント」(IIoT-SRM)が、三和シヤッター工業(東京都板橋区)のシャッター遠隔管理システム「RemoSmaPro(リモスマプロ)」に採用されたと発表しており、好材料視された。IIoT-SRMは、産業機械をIoTでスマート化し、ビジネスに活用するための基盤を低コストかつスピーディに構築するソリューションで、オープン&マルチベンダー対応により、制御装置等のメーカーに縛られることなく幅広い産業設備を対象に導入が可能な点が特徴。今回の採用にあたっても、IoTプラットフォームに必要なさまざまな機能が一体的に提供される点や、既存設備への後付けが可能な柔軟性などが評価されたとしている。

■大林組 <1802>  3,266円  +69 円 (+2.2%)  本日終値

大林組<1802>が続伸。この日、ロンドンに本社を置き豪州、英国、カナダで建築事業を展開するマルチプレックス・グローバル社を子会社化すると発表しており、グローバル事業展開の加速を期待した買いが入ったようだ。マルチプレックス社は、豪州建設市場における最大手企業の一つで高層建築、病院、データセンターなどの付加価値の高い建築分野において高い評価を有しているほか、英国でもロンドンを中心にオフィスや複合開発で豊富な実績を有している。今回の子会社化により、大林組は豪州及び英国における建設市場へ本格的に参入し、カナダにおける事業基盤を一層強化するとしている。

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