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話題株ピックアップ【夕刊】(2):ファナック、ヨコオ、グリムス

注目
2026年6月22日 15時45分

■ファナック <6954>  7,960円  +487 円 (+6.5%)  本日終値

ファナック<6954>、安川電機<6506>が高い。政府が策定を目指す新たな成長戦略で、戦略17分野への官民投資を2040年度までに総額370兆円規模とする方向で調整していると、この週末に複数メディアが伝えた。報道によれば、この投資総額のうち、フィジカルAI分野に対しては10兆5000億円をかけるという。これが材料視され、週明けの株式市場ではフィジカルAIに絡むロボット関連株へ物色が向かい、関連中核に位置づけられるファナック、安川電のほか、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が急伸。装着型ロボットの開発で知られる菊池製作所<3444>がストップ高に買われた。

■ヨコオ <6800>  6,350円  +300 円 (+5.0%)  本日終値

ヨコオ<6800>は大幅高で4連騰。新値追いとなっている。前週末19日の取引終了後、半導体検査関連事業のコア製品であるコンタクトプローブの生産能力増強を図る投資を決議したと発表した。今月から順次発注を開始し31年3月期まで日本、マレーシア、ベトナムの3拠点に合計約76億円を投じる計画としており、将来の業績への寄与を期待した買いが集まった。うち、約38億円は29年3月期までに投資する。

■グリムス <3150>  2,500円  +80 円 (+3.3%)  本日終値

グリムス<3150>は続伸。前週末19日の取引終了後、光通信<9435>傘下の光通信による株式保有比率が6.17%から7.18%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入った。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は6月12日。保有目的は「純投資」としている。

■ゆうちょ銀行 <7182>  3,269円  +79 円 (+2.5%)  本日終値

ゆうちょ銀行<7182>が反発。大和証券は19日、同社株の目標株価を3000円から3700円に引き上げた。投資判断は5段階で2番目の「2(アウトパフォーム)」を継続した。円債投資を軸に長期的に利益成長が続いていく、とみている。27年3月期の連結純利益は前期比33%増の7000億円と会社計画(6600億円)の超過達成を予想。円債利息の伸長や日銀の利上げ影響を主因に大幅増益を見込む。28年3月期の同利益は8500億円への増益を予想している。日銀の利上げ観測が強まる局面のほか、円長期金利が上昇基調を示す状況では、同社株への資金流入も強まると期待している。

■トクヤマ <4043>  5,236円  +112 円 (+2.2%)  本日終値

トクヤマ<4043>は反発。前週末19日、韓国ロッテケミカルとの合弁会社である韓徳化学がフォトレジスト用現像液であるテトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)の新製造拠点となる平沢工場の起工式を開催したと発表した。韓徳化学は将来的にTMAHの生産能力を現状から約5割向上させる計画を立てており、材料視した買いが優勢になった。同工場は2027年9月から営業運転を始める。

■積水樹脂 <4212>  2,424円  +51 円 (+2.2%)  本日終値

積水樹脂<4212>は続伸。前週末19日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、ロンドンに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドと共同保有者による保有割合が8.17%から9.18%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は、「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、報告義務発生日は6月12日となっている。

■プロシップ <3763>  1,729円  +24 円 (+1.4%)  本日終値

プロシップ<3763>が続伸。この日、新リース会計基準及び関連税制への対応を可能とするSaaS型ソリューション「ProPlus+」が、東洋紡<3101>の新リース会計基準対応のシステム基盤として採用されたと発表しており、好材料視された。IFRS第16号(リース)対応において、既に100社を超える豊富な導入実績を有している点や、納入実績のなかで蓄積された知見やノウハウが、システムの標準機能に反映され充実した機能群を備えている点などが評価されたとしている。

■竹内製作所 <6432>  7,560円  +100 円 (+1.3%)  本日終値

竹内製作所<6432>が反発。この日、関西電力<9503>100%子会社の関西電力送配電及び建設機械の自動運転技術を開発するスタートアップのDeepX(東京都文京区)と、鉄塔基礎工事における掘削及び排土作業の遠隔化・自動化に関する共同研究の基本合意書を締結したと発表しており、好材料視された。共同研究を通じて、鉄塔基礎工事における建設機械の遠隔化・自動化を実現するのが狙い。竹内製作所が開発・製造・販売する現行の電動ミニショベル(TMシリーズ)の改良及び新たに排土装置の開発を行い、DeepXが開発する遠隔運転システムや自動運転システムと組み合わせたうえで、関西電力送配電が行う鉄塔基礎工事に適用し、その有効性を検証するという。なお、同件による業績への影響はないとしている。

■トーカイ <9729>  2,314円  +8 円 (+0.4%)  本日終値

トーカイ<9729>が3日続伸。この日の寄り前に、出光興産<5019>からリハビリデイサービス事業などを展開する完全子会社QLCプロデュースの全株式を7月31日付で取得すると発表しており、好材料視された。トーカイは28年3月期を最終年度とする中期経営計画でシルバー事業を成長牽引役として位置づけており、今回の買収もその一環。今回の株式取得により、トーカイグループにおけるリハビリデイサービスの事業展開は全国に206店舗(FC158店舗を含む)、年間売上高は約32億円の規模となるほか、介護用品レンタルと合わせた在宅高齢者向けサービスの事業基盤は飛躍的に拡大することになる。取得価額は29億1000万円。なお、同件による業績への影響は軽微としている。

■フリュー <6238>  1,328円  +3 円 (+0.2%)  本日終値

フリュー<6238>が反発。この日、カプセルトイ市場へ参入し、12月に第1弾を発売すると発表したことが好感された。「世界観ビジネス」で培ったIP獲得力や商品開発力を活用し事業拡大を図る方針で、同事業におけるプライズ(クレーンゲーム景品)やホビー物販、オリジナルくじに次ぐ新たな柱の創出を目指すとしている。

株探ニュース

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