話題株ピックアップ【夕刊】(2):インターメス、アンドST、旭化成
■インターメスティック <262A> 2,119円 +80 円 (+3.9%) 本日終値
インターメスティック<262A>が大幅続伸。この日、運営するメガネブランド「Zoff(ゾフ)」が、テレビアニメ「ブルーロック」と初めてコラボレーションし、アイウェアコレクション「Zoff ブルーロック」を7日から展開すると発表したことが好感された。「ブルーロック」は、日本をワールドカップ優勝へ導く世界一のストライカーを育成する「青い監獄(ブルーロック)」を舞台に、高校生フォワードたちが頂点を目指して競い合う姿を描いた作品。22年にテレビアニメ第1期が放送され、24年には劇場版公開及びテレビアニメ第2期が放送されるなど幅広いメディア展開を続けており、原作漫画は全世界累計6000万部を突破している。コラボ商品による売上高への貢献を期待した買いが入ったようだ。
■アンドエスティHD <2685> 3,530円 +130 円 (+3.8%) 本日終値
アンドエスティHD<2685>が大幅続伸。2日の取引終了後に発表した6月度の月次売上高で、既存店売上高は前年同月比6.2%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、6月の弱さは織り込み済みとの見方が強いようだ。前年に比べて休日が1日少なかった影響がマイナス1.7ポイントあったと試算されることに加えて、全国的に梅雨寒が続き、夏物商品の需要が伸び悩んだことから減収となった。なお、全店売上高は同4.3%減だった。
■旭化成 <3407> 1,849円 +65.5 円 (+3.7%) 本日終値
旭化成<3407>が続伸。この日、台湾で建設を進めていた感光性ドライフィルムレジスト(DFR)「サンフォート」のスリット加工新工場が竣工したと発表しており、好材料視された。近年、AIの高度化やデータ処理量の増大を背景に先端半導体パッケージ分野の需要が拡大しており、回路の微細化に対応した高精度かつ高品質な材料への要求が一層高まっている。これに伴い半導体パッケージ基板の製造工程で使用される感光性ドライフィルムレジストも品質及び供給安定性の両面でニーズが高まっていることから、新工場を稼働させるとしており、月内に商業運転を開始する予定。新工場稼働によりスリット加工生産能力は現行比で約1.4倍に拡大する。また、今後の需要の伸び次第で現行生産能力の約2倍に拡張可能としている。
■東レ <3402> 1,173.5円 +40.5 円 (+3.6%) 本日終値
東レ<3402>が後場一段高。同社はきょう、韓国のサムスン電機との合弁会社であるSTEMCOで、パワーインダクター用コイル(ID-Coil)の生産設備の増設を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。これは25年4月に稼働した第1期ラインに続き、STEMCO本社に隣接する土地を取得し、第2期ラインを新設するもの。今回の増設により、ID-Coilの生産能力は従来比約2倍に拡大し、グローバルで拡大するID-Coil需要に対応するという。なお、第2期ラインの稼働開始は28年秋を予定している。
■センコーHD <9069> 1,974円 +67.5 円 (+3.5%) 本日終値
センコーグループホールディングス<9069>は続伸。2日の取引終了後、英ロンドンに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドと共同保有者による株式保有比率が11.91%から12.74%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが集まった。関東財務局へ提出された変更報告書によると、報告義務発生日は6月25日。保有目的は投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと、としている。
■LITALICO <7366> 1,668円 +55 円 (+3.4%) 本日終値
LITALICO<7366>が大幅続伸。この日、自治体の5歳児健診を支援する「LITALICO健診ソフト」を正式リリースしたと発表しており、好材料視された。同ソフトは、5歳児健診で行われる事前問診のオンライン化、回答結果の自動集計・分析、健診当日および健診後のフォローアップに活用できるレポート出力を一体で支援するサービス。従来の5歳児健診では、紙の問診票や手作業による集計を前提としていることから担当者の負担が大きくなりやすく、健診後のフォローアップに向けた情報整理にも時間を要するが、同ソフトにより自治体職員の集計・分析業務の負担を軽減するとともに、支援を必要とする子どもや家庭により早く適切に支援をつなげることができる体制づくりをサポートするとしている。
■良品計画 <7453> 3,615円 +105 円 (+3.0%) 本日終値
良品計画<7453>が続伸。2日の取引終了後に発表した6月度の国内売上高で、既存店及びオンラインストアの売上高は前年同月比8.1%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、6月の弱さは織り込み済みとの見方が強いようだ。全国的な天候不順により夏物衣服やファブリックスなどの季節商材が苦戦したほか、前年より土日祝日が1日少なかったことによる押し下げ影響が2ポイント程度あったことが響いた。なお、全店及びオンラインストアの売上高は同4.3%減だった。
■中外製薬 <4519> 7,642円 +222 円 (+3.0%) 本日終値
中外製薬<4519>が大幅続伸。同社を傘下に持つスイスの製薬大手ロシュが2日、既治療のKRAS G12C変異陽性の非小細胞肺がんを対象に実施したKRAS G12C阻害剤「divarasib」について、第3相臨床試験(Krascendo1試験)の結果を公表。これを材料視した買いが入ったようだ。主要評価項目と主要副次評価項目を達成したとしている。
■ハイデイ日高 <7611> 2,627円 +73 円 (+2.9%) 本日終値
ハイデイ日高<7611>は大幅高。きょう午後3時ごろ、27年2月期第1四半期(3~5月)の単独決算を発表した。売上高が169億9400万円(前年同期比11.4%増)、営業利益が21億1400万円(同13.0%増)だったとしており、業況を好感した買いが集まった。デリバリーサービスの販売促進キャンペーンやコロナ禍で短縮した営業時間の延長などに取り組んだ。なお、同時に6月度売上高速報を開示。既存店売上高は前年同月比3.4%増となり、増収基調が継続した。
■アイ・ピー・エス <4390> 3,670円 +100 円 (+2.8%) 本日終値
アイ・ピー・エス<4390>が5日続伸。同社は2日の取引終了後、和歌山県における国際海底ケーブル陸揚局の新設と、同社が参画するプロジェクトでの支線整備に関する計画について、具体的な事業化を見据えた検討を本格的に進めると発表。これを材料視した買いが入った。関西圏での国際海底ケーブル陸揚拠点の分散化につながる計画で、新国際海底ケーブルCandleの和歌山支線の整備などを通じ、プロジェクトの価値最大化を図る。投資額は総額約230億円を想定。パートナーとの連携や公的支援制度の活用など最適な事業スキームを検討していく。
株探ニュース