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話題株ピックアップ【夕刊】(3):ファストリ、Uアローズ、川重

注目
2026年7月3日 15時51分

■ファーストリテイリング <9983>  84,500円  +2,180 円 (+2.7%)  本日終値

ファーストリテイリング<9983>が4日ぶりに反発。2日の取引終了後に発表した6月度の国内ユニクロ売上速報は、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比14.1%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、直近で3日続落となっていただけに、反発機運が上回ったようだ。気温が低く推移したことや台風など天候不順が重なったことで、特に月の後半に夏物商品の需要が盛り上がらなかった。内訳では客数が同15.0%減と減少。一方の客単価は同1.1%増と上昇した。なお、直営店とEコマースを合わせた売上高は同13.7%減だった。

■ユナイテッドアローズ <7606>  2,438円  +52 円 (+2.2%)  本日終値

ユナイテッドアローズ<7606>は続伸。2日の取引終了後に発表した6月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比2.8%増と9カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて休日が1日少なかった影響がマイナス1.6ポイント程度あったと推測されるほか、前年よりも低い気温の日が多かったことや台風の影響により小売売り上げは前年を下回ったものの、ネット通販売り上げが大きく伸長した。なお、全社売上高は同4.5%増だった。

■川崎重工業 <7012>  2,820円  +55 円 (+2.0%)  本日終値

川崎重工業<7012>が続伸。この日、東京二十三区清掃一部事務組合から「世田谷清掃工場建替工事」を受注したと発表しており、好材料視された。同事業は、DB(設計、建設)方式で発注され、将来にわたり安定的なごみの全量処理体制を確保することを目的として、既存工場の解体工事を含む新工場の建設工事を実施するもので、川重・大成特定建設工事共同企業体(JV)が設計・施工業務を行う。契約金額は697億4000万円。33年12月の完工を予定しており、建て替え後の処理能力は、既存工場の1日300トンから600トンへ向上する。

■エービーシー・マート <2670>  2,800円  +43 円 (+1.6%)  本日終値

エービーシー・マート<2670>が続伸。2日の取引終了後に発表した6月度の売上高で、既存店売上高は前年同月比6.6%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、6月の弱さは織り込み済みとの見方が強いようだ。父の日のギフト需要でハンズフリーシューズや、寒暖差が調整できるウェアなどスポーツアパレルが好調だったものの、台風襲来や全国的に気温が上がらない梅雨らしい気候だったことで客数が同12.6%減となったことが響いた。また、前年よりも日曜日が1日少ない曜日並びだったことも影響した。なお、全店売上高は同6.6%減だった。

■上組 <9364>  5,228円  +80 円 (+1.6%)  本日終値

上組<9364>は堅調。2日取引終了後、ベトナムの冷凍冷蔵倉庫運営会社CLK COLD STORAGEの持ち分50%を取得したと発表した。海外の物流施設への投資を推進し、中期経営計画の基本方針の一つである「収益基盤としてのグローバル事業の確立」を目指す。

■クスリアオキ <3549>  3,738円  +48 円 (+1.3%)  本日終値

クスリのアオキホールディングス<3549>は底堅い。2日の取引終了後、26年5月期の連結決算の発表にあわせて、27年5月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は6400億円(前期比12.9%増)、営業利益予想は320億円(同18.1%増)とした。年間配当予想は中間・期末各32円の合計64円(前期は56円)を見込んでおり、材料視した買いが下値に入ったようだ。ドラッグストア90店舗の出店とドラッグストア併設調剤薬局31薬局の新規開局を計画するほか、既存店では品ぞろえの見直しやフード商品の構成比増加に継続して取り組む。同時に6月度(5月21日~6月20日)の月次営業速報を開示。既存店売上高は前年同月比2.5%減、全店売上高は同7.3%増だった。なお、26年5月期は売上高が5668億6500万円(前の期比13.0%増)、営業利益が270億9600万円(同1.9%増)だった。

■サイゼリヤ <7581>  5,470円  +70 円 (+1.3%)  本日終値

サイゼリヤ<7581>が続伸。同社は2日、6月度の月次情報(レストラン業態のサイゼリヤのみ)を公表。既存店売上高は前年同月比9.7%増となり、好調さを維持していることが買い安心につながったようだ。同月は土日祝祭日による日数が前年同月よりも少なかったことが2%程度のマイナスに影響したものの、既存店の客数は同7.6%増となったほか、客単価も同1.9%上昇した。なお、全店ベースの売上高は同10.7%増だった。

■清水建設 <1803>  2,599円  +26 円 (+1.0%)  本日終値

清水建設<1803>が3日続伸。この日、コストパフォーマンスが高い冷蔵区画と構造形式を備えた新たなパネル冷蔵倉庫システムを開発し、実用化第1弾となる自社開発の冷蔵倉庫「(仮称)エスロジ市川2期計画」(千葉県市川市)に着工したと発表しており、好材料視された。新システムは、既存の「パネル冷蔵倉庫」と「躯体冷蔵倉庫」の利点を融合してコストパフォーマンスを追求したのが特徴。その最大の成果として建物内側の冷蔵庫の躯体・クールフレームを、建物外周躯体のウォームフレームで包み込む二重の架構形式を開発した。これによりイニシャル、ランニングの両コストを削減しつつ、冷蔵庫内の有効面積を増大し、事業性を高めたという。「(仮称)エスロジ市川2期計画」は、同社が展開する賃貸物流施設「S・LOGI」シリーズの第10弾で、シリーズ初の冷凍冷蔵倉庫となる。竣工は28年2月で、その翌月から賃貸を開始する予定だ。

■ダイセキ <9793>  3,840円  -190 円 (-4.7%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ

ダイセキ<9793>は大幅安。2日取引終了後、第1四半期(3~5月)連結決算を発表。売上高は182億7500万円(前年同期比2.0%増)、営業利益は41億5100万円(同8.3%増)だった。主力の産業廃棄物処理事業が好調だった。良好な決算内容だったものの、目先は材料出尽くし感から利益確定売りに押される形となった。

■窪田製薬HD <4596>  87円  +30 円 (+52.6%) ストップ高   本日終値

窪田製薬ホールディングス<4596>はストップ高。2日取引終了後、スターガルト病の治療を目的とした治療候補薬「エミクススタト塩酸塩」の製造に関するマイルストーン対価を受領したと発表した。米国子会社クボタビジョンがフランス企業との間で結んでいる同候補薬の供給・ライセンス契約に基づくもの。具体的な金額は非開示とした。同契約では複数のマイルストーン支払いが定められており、今回の受領はそのうちの1回目にあたるという。

■イノバセル <504A>  543円  +80 円 (+17.3%) ストップ高   本日終値

イノバセル<504A>はストップ高。同社グループは切迫性便失禁の根本治療を図る「ICEF15」の国際共同第3相治験(Fidelia試験)を日本と欧州で実施している。2日の取引終了後、米国食品医薬品局(FDA)から同試験を米国で開始できる旨の通知を受け取ったと発表しており、好感した買いが集まった。今年中に米国患者を含めたFidelia試験全症例の組入れ完了を目指す。

●ストップ高銘柄

海帆 <3133>  102円  +30 円 (+41.7%) ストップ高   本日終値

キャンバス <4575>  690円  +100 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値

など、4銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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