半導体やAI関連株の底堅さを見極めながらの相場展開/オープニングコメント
7日の日本株市場は、買いが先行して始まった後は半導体やAI関連株の底堅さを見極めながらの相場展開になりそうだ。6日の米国市場はNYダウが155ドル高、ナスダックは288ポイント高だった。6月の米ISM非製造業景況指数やPMI確定値の低調な結果を受け、NYダウは一時下落に転じる場面もみられたが、その後ハイテク株が買い戻されるなかで切り返しており、連日で史上最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比245円高の70255円。円相場は1ドル=162円00銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まることになりそうだ。米国ではアドバンスト・マイクロ・デバイセズが6%を超える上昇となり、ブロードコムやクアルコム、マーベル・テクノロジーなど他の半導体関連株にも買いが入るなかで、フィラデルフィア半導体(SOX)指数の上昇率は2%を超えている。
米国市場の流れを受け、キオクシアHD<285A>や東エレク<8035>など指数インパクトの大きい半導体やAI関連株に買い戻しが入るかが注目される。また、本日は韓国のサムスン電子が第2四半期の暫定決算を発表する。足もとでは韓国市場との連動性も強まっていることもあり、サムスン電子の決算が評価されるようだと、東京市場においても半導体株にリバウンド狙いの資金が入りやすいだろう。
一方で、決算反応が限られるようだと、内需系などTOPIX型に資金が向かいやすくなる。明日8日にはABCマート<2670>や吉野家HD<9861>、9日には7&iHD<3382>、ファーストリテ<9983>の決算を控えていることも、内需系に向かわせやすい。
もっとも、昨日に日経平均株価は一時68900円台まで売られたが、その後は下げ幅を縮めており、小幅な下げにとどまっていた。上向きで推移する25日線が支持線として意識されるなかで、ハイテク株主導でのリバウンド狙いに向かいたいところだろう。
《AK》