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米国株式市場見通し:AI関連株の決算集中、FOMCなど重要イベント目白押し

市況
2026年7月25日 15時48分

決算発表後に下落する主要ハイテク株が多くなっている。今週下落したアルファベット、テスラ、インテルなどは総じて設備投資計画を引き上げており、利益に見合わない過剰投資への懸念が高まっている印象。とりわけ、データセンターへの過剰投資懸念が強まっている中、来週はメタ、マイクロソフト、アマゾンなどハイパースケーラーの決算発表が集中する。少なくとも、決算発表に向けては警戒感が先行しやすい地合いであるといえよう。ほか、来週はアームHD、クアルコム、コーニング、アップルなどの決算も注目されるほか、韓国でもSKハイニックスとサムスン電子の決算発表が予定されている。なお、こうした主要ハイテク株の中で、決算発表後に見直しの動きが強まる銘柄が散見されてくれば、AI・半導体関連株の調整トレンドに変化が生じる可能性は残る。

来週は連邦公開市場委員会(FOMC)も開催される。今回の利上げ確率は3割超の水準に高まってきているもよう。ただ、ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)新議長が経済認識や政策スタンスを明確に示していない中、今回利上げを実施した場合は、金融市場とのコミュニケーションエラーに対する懸念が強まっていく可能性が高まるだろう。今回の利上げが見送られれば、ジャクソンホール会合を経て、9月会合で利上げが実施される可能性が高いとはいえ、市場にはやや安心感が生じるものとみられる。ほか、中東情勢の改善は、非AI銘柄への資金流入をより促すものとして期待される。

経済指標は、27日に6月耐久財受注、28日に5月住宅価格指数、5月S&Pケースシラー住宅価格指数、7月コンファレンスボード消費者信頼感指数、30日に4-6月期GDP、6月個人所得・個人支出・デフレーター、新規失業保険申請件数、31日に7月シカゴ購買部協会景況指数などが発表される。なお、28日から29日にかけてFOMCが開催され、29日にはウォーシュFRB議長の会見が予定されている。

主な決算発表は、27日にユニバーサル・ヘルス、ニューコア、28日にテラダイン、ペイパル、ボーイング、コーニング、コカ・コーラ、ロイヤル・カリビアン・クルーズ、シーゲイト、ビザ、UPS、フォード、29日にバイオジェン、ADP、ボストン・サイエンティフィック、メタ、マイクロソフト、P&G、クアルコム、スターバックス、バーティブHD、30日にアップル、アマゾン、マスターカード、アレグロマイクロ、アルトリア・グループ、31日にシェブロン、エクソン・モービルなどが予定されている。

《FA》

提供:フィスコ

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