株価指数先物【引け後】 売られ過ぎも戻り待ち狙いのショート対応に
大阪9月限
日経225先物 62400 -2770 (-4.25%)
TOPIX先物 3979.0 -101.5 (-2.48%)
日経225先物(9月限)は前日比2770円安の6万2400円で取引を終了。寄り付きは6万3800円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万4055円)を下回る形で、売りが先行して始まった。寄り付きを高値に下へのバイアスが強まり、前場中盤にかけて6万2180円まで急落。売り一巡後に6万2600円まで下げ幅を縮める場面もみられたが戻り待ち狙いの売り圧力は強く、前場終盤に一時6万2010円まで下落幅を広げた。
ランチタイムでショートカバーとみられる動きにより、後場開始直後に再び6万2600円台を回復。ただ、戻りは限定的であり、中盤にかけては6万2150円辺りでの保ち合いをみせて、終盤にかけて若干買い戻された形になっている。
米国市場で半導体・AI関連株が売られた流れを引き継ぐ形になり、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]などが軒並み大きく値を下げており、キオクシアホールディングスは前場中盤に一時値幅制限いっぱいまで売られた。前場終盤にかけて買い戻す動きもみられたが、後場は再びストップ安に張り付いた。韓国KOSPI指数の下落率が10%を超えるなか、世界的な半導体株の下落とともに、先物市場ではヘッジ対応のショートが膨らむ形となった。
日経225先物は下向きで推移するボリンジャーバンドの-2σ(6万3220円)を下抜け、7月17日につけた直近安値(6万2780円)を割り込んだ。-3σ(6万1010円)が射程に入ってきており、売られ過ぎが意識されるものの、リバウンド狙いのロングは入りにくいだろう。-2σが抵抗線として機能する可能性も考えられ、同バンド接近では戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。
また、週足では-1σ(6万3070円)を割り込んだことで、26週移動平均線(6万1160円)や-2σ(6万0040円)が射程に入ってくる。バンドが収れんしてきているため、早い段階で-1σ水準を上回れないと下へのバイアスが強まりやすいだろう。そのため、スキャルピング中心のトレードのなかで、押し目狙いのロングを入れつつも、6万3000円台を回復してくる局面では、戻り待ち狙いのショートを誘いそうだ。
NT倍率は先物中心限月で15.68倍(27日は15.97倍)に低下した。相対的にTOPIX型優位の需給状況において、NTショートでのスプレッド狙いに振れやすいようだ。下向きで推移する-2σ(15.75倍)に沿った形でのトレンドを継続。5月下旬につけた15.62倍および200日線(15.50倍)辺りが意識されやすいとみられる。ひとまず200日線辺りまで低下してくると、リバランスが入りやすいだろう。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万5033枚、ソシエテジェネラル証券が1万4693枚、バークレイズ証券が8403枚、野村証券が3395枚、モルガンMUFG証券が2976枚、JPモルガン証券が2921枚、サスケハナ・ホンコンが2543枚、ゴールドマン証券が2389枚、みずほ証券が2180枚、三菱UFJ証券が1810枚だった。
TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万1927枚、バークレイズ証券が1万9290枚、ABNクリアリン証券が1万7694枚、モルガンMUFG証券が5748枚、JPモルガン証券が4838枚、ゴールドマン証券が4372枚、サスケハナ・ホンコンが1986枚、野村証券が1765枚、ビーオブエー証券が1470枚、UBS証券が984枚だった。
株探ニュース