【↓】日経平均 大引け| 急反落、半導体関連中心にリスク回避の売り優勢 (7月28日)
日経平均株価
始値 64539.92
高値 64573.18
安値 61923.60
大引け 62364.92(前日比 -2566.27 、 -3.95% )
売買高 25億9337万株 (東証プライム概算)
売買代金 9兆1959億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反落、一時3000円強の下げに見舞われる
2.SOX指数下げ止まらず、半導体関連株への売り圧力が強まる
3.韓国KOSPIが10%超える暴落、押し目買いの動きも限定的に
4.キオクシアがS安ウリ気配に張り付き、投資家心理冷え込む
5.小売り関連など買われ、値下がり数は全体の3分の2止まり
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比262ドル高と続伸した。イラン情勢悪化への懸念がやや後退したことで、ソフトウエアや小売り株が買われた。
東京市場では、日経平均株価が急反落、前日の米半導体株安や本日の韓国株市場の急落を横目に、大手半導体銘柄を中心にリスク回避目的の売りが噴出した。
28日の東京市場は、波乱含みの展開で、日経平均の下げ幅は一時3000円あまりに達し、6万2000円を下回る場面もあった。前日の米国株市場で半導体関連株が総じて売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3日続落し下値模索の動きを強めたことを受け、東京市場でも同関連株を中心にリスクオフが加速した。取引時間中は韓国KOSPIが10%を超える暴落となったこともあり、押し目買いの動きも限定的だった。後場後半は指標株でもあるキオクシアがストップ安ウリ気配に張り付いたことで投資家心理が一段と冷え込んだ。今週は同社株を含め、半導体関連主力株の決算発表が相次ぐことで、これを見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる格好となったようだ。ただ、小売関連株などが買われ、プライム市場の値下がり銘柄数は全体の3分の2強にとどまった。
個別では、キオクシアホールディングス<285A>がストップ安で売り物を残し下落率もトップとなった。アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連の下げが大きいほか、SUMCO<3436>は下落率で第2位となった。村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>、イビデン<4062>なども大幅安。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが安く、JX金属<5016>も急落した。ユニオンツール<6278>、マクニカホールディングス<3132>、日本電波工業<6779>なども大きく水準を切り下げた。
半面、ファーストリテイリング<9983>が高く、任天堂<7974>も堅調。トヨタ自動車<7203>が買い優勢だった。富士通<6702>が値を飛ばし、サンリオ<8136>もしっかり。JT<2914>も買いを集めた。円谷フィールズホールディングス<2767>がストップ高に買われたほか、SHIFT<3697>、さくらインターネット<3778>が大幅高に買われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、コナミG <9766>、KDDI <9433>、中外薬 <4519>、ソニーG <6758>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約276円。うち208円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、キオクシア <285A>、SBG <9984>、イビデン <4062>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約1933円。
東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)小売業、(2)空運業、(3)陸運業、(4)輸送用機器、(5)食料品。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)電気機器、(3)金属製品、(4)ガラス・土石、(5)機械。
■個別材料株
△円谷フィHD <2767> [東証P]
今期上方修正・特別配当。
△ハイパー <3054> [東証S]
26年12月期業績予想引き上げ。
△テックファム <3625> [東証G]
「AI駆動開発」により開発工数を従来比で5割削減と発表。
△SHIFT <3697> [東証P]
日本プルーフポイント展開の内部脅威対策ソリューション導入を支援。
△さくらネット <3778> [東証P]
今期業績予想を上方修正。
△SBIGAM <4765> [東証P]
4-6月期大幅増収増益。
△セラク <6199> [東証S]
上限3.77%の自社株買い実施を材料視。
△カーブスHD <7085> [東証P]
東海東京インテリジェンス・ラボが目標株価1370円に引き上げ。
△RYODEN <8084> [東証P]
27年3月期は一転最終増益の見通し。
△ベルパーク <9441> [東証S]
今期は一転増収増益の見通しで期末配当予想は42円増額。
▼北陸電工 <1930> [東証P]
4-6月期受注高が48%減。
▼ファンペップ <4881> [東証G]
花粉症ワクチン臨床試験の速報結果を発表。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)円谷フィHD <2767>、(2)SHIFT <3697>、(3)さくらネット <3778>、(4)富士通 <6702>、(5)ニトリHD <9843>、(6)山パン <2212>、(7)RYODEN <8084>、(8)日本ペHD <4612>、(9)ニチレイ <2871>、(10)神戸物産 <3038>。
値下がり率上位10傑は(1)キオクシア <285A>、(2)SUMCO <3436>、(3)ローツェ <6323>、(4)ユニオンツル <6278>、(5)コクサイエレ <6525>、(6)レーザーテク <6920>、(7)マクニカHD <3132>、(8)日電波 <6779>、(9)日本マイクロ <6871>、(10)RSテクノ <3445>。
【大引け】
日経平均は前日比2566.27円(3.95%)安の6万2364.92円。TOPIXは前日比102.48(2.52%)安の3963.59。出来高は概算で25億9337万株。東証プライムの値上がり銘柄数は480、値下がり銘柄数は1047となった。東証グロース250指数は676.57ポイント(18.35ポイント安)。
[2026年7月28日]
株探ニュース