【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、半導体関連の一角が買われる (7月30日)
日経平均株価
始値 61258.34
高値 62924.84
安値 61049.70
大引け 61867.43(前日比 +433.24 、 +0.71% )
売買高 30億462万株 (東証プライム概算)
売買代金 12兆6645億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反発、一時1500円近く上昇
2.前日の米国株市場は大幅下落、中東情勢緊迫で
3.アドテスト業績上方修正で急伸、相場の支えに
4.上値重く戻り売り優勢に、TOPIXはマイナス着地
5.韓国株は買い一巡後値を消す、サムスン好決算も
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比1153ドル安と4日ぶりに大幅反落した。米・イランの衝突激化を背景にした原油高や、米金融政策を巡る不透明感が重荷となった。
東京市場では、日経平均株価は朝安後に上昇し、前場中盤に一時1500円近い上げをみせた。その後は上げ幅を縮小し、後場に入ってからは明確な方向感が出ず、もみ合いが続いた。
30日の東京市場は、足もとの下落基調の反動で自律反発の動きとなったが、上値は重かった。前日の米国株市場は大幅安となった。中東情勢緊迫化で原油相場が上昇し、インフレ警戒感が高まった。同日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場予想通り政策金利据え置きとなったが、これにより米連邦準備制度理事会(FRB)のインフレ対応が後手に回るとの懸念もあった。米株安を引き継ぎ日経平均は小安くスタートした後すぐに切り返した。前日に通期予想を引き上げたアドバンテスト<6857>の上昇が支えとなった。この日の韓国株市場はサムスン電子の好決算発表を受けて騰勢を強める場面があったが、次第に値を消した。日本株もこれに連動して買い一巡後は戻り売りが出た。TOPIXはマイナス圏で着地した。プライム銘柄の値上がり数は34%にとどまった。
個別ではアドテストが急伸し、キオクシアホールディングス<285A>や東京エレクトロン<8035>、信越化学工業<4063>、ディスコ<6146>、イビデン<4062>が上昇に転じた。村田製作所<6981>やTDK<6762>、ファナック<6954>も高い。任天堂<7974>が堅調。決算発表に絡み日立製作所<6501>やNEC<6701>、東京エレクトロン デバイス<2760>が大幅高。第一工業製薬<4461>、小森コーポレーション<6349>が値を飛ばした。
半面、決算を発表した英アーム・ホールディングス<ARM>の時間外取引での下落を受け、ソフトバンクグループ<9984>が値下がりした。ファーストリテイリング<9983>やコナミグループ<9766>、KDDI<9433>、リクルートホールディングス<6098>、日東電工<6988>も安い。マネーフォワード<3994>が水準を切り下げた。決算に絡み野村ホールディングス<8604>やマキタ<6586>、ソシオネクスト<6526>が大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、TDK <6762>、ファナック <6954>、キオクシア <285A>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約972円。うち660円はアドテスト1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、コナミG <9766>、KDDI <9433>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約319円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)電気機器、(2)その他製品、(3)非鉄金属、(4)精密機器、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)証券・商品、(2)銀行業、(3)その他金融業、(4)水産・農林業、(5)空運業。
■個別材料株
△トーメンデバ <2737> [東証P]
今期経常を2.8倍上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1040円増額。
△東エレデバ <2760> [東証P]
27年3月期業績予想及び配当予想を上方修正。
△一工薬 <4461> [東証P]
上期経常を52%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
△小森 <6349> [東証P]
4-6月期(1Q)経常は45%増益で着地、今期配当を25円増額修正。
△AIRMAN <6364> [東証P]
27年3月期業績予想を一転増益予想へ上方修正し自社株買いも発表。
△NEC <6701> [東証P]
Non-GAAP最終益予想を引き上げ。
△アドテスト <6857> [東証P]
27年3月期業績予想を上方修正。
△タムロン <7740> [東証P]
ソニーからの買収提案受領は事実と発表。
△Jティッシュ <7774> [東証G]
「ジャックOA」牽引役に第1四半期は黒字転換。
△岡三 <8609> [東証P]
4-6月期(1Q)経常は10倍増益で着地。
▼エスエムエス <2175> [東証P]
4~6月期最終減益。
▼Aiming <3911> [東証G]
上期経常が68%減益で着地・4-6月期も73%減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)タムロン <7740>、(2)トーメンデバ <2737>、(3)AIRMAN <6364>、(4)一工薬 <4461>、(5)小森 <6349>、(6)アドテスト <6857>、(7)Jディスプレ <6740>、(8)レスター <3156>、(9)オルガノ <6368>、(10)NEC <6701>。
値下がり率上位10傑は(1)マキタ <6586>、(2)マネフォ <3994>、(3)アイモバイル <6535>、(4)Genky <9267>、(5)エスエムエス <2175>、(6)クラフティア <1959>、(7)さくらネット <3778>、(8)タカラスタ <7981>、(9)OKI <6703>、(10)エイチーム <3662>。
【大引け】
日経平均は前日比433.24円(0.71%)高の6万1867.43円。TOPIXは前日比21.53(0.54%)安の3952.50。出来高は概算で30億462万株。東証プライムの値上がり銘柄数は534、値下がり銘柄数は993となった。東証グロース250指数は666.97ポイント(0.85ポイント高)。
[2026年7月30日]
株探ニュース