話題株ピックアップ【昼刊】:イビデン、HENNGE、ソフトバンクG
■イビデン <4062> 20,330円 +4,000 円 (+24.5%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
イビデン<4062>は続急騰している。4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を5000億円から5500億円(前期比32.1%増)、営業利益を900億円から1270億円(同2.0倍)、最終利益を580億円から840億円(同31.8%増)に引き上げており、好感した買いが集まっている。最終利益は減益予想から一転、増益を見込む。電子事業におけるICパッケージ基板の需要が当初想定を大きく上回っていることや、為替相場が円安水準で推移していることを踏まえた。今後についてもAIサーバー向け製品及び汎用サーバー向け製品に対する堅調な需要、スイッチIC向け製品の需要拡大を見込む。なお、4~6月期は売上高が1232億1900万円(前年同期比26.4%増)、営業利益が268億8000万円(同52.4%増)、最終利益が179億1800万円(同40.8%増)だった。また、同時に9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると開示しており、これも株価の支援材料となっている。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と市場流動性の向上を図る。
■HENNGE <4475> 1,526円 +225 円 (+17.3%) 11:30現在
HENNGE<4475>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。同社は4日取引終了後、26年9月期第3四半期累計(25年10月~26年6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比17.4%増の18億5400万円となり、通期計画の20億5700万円に対する進捗率は90.1%に達した。売上高は同17.1%増の93億9000万円で着地。主力のクラウドセキュリティーサービス「HENNGE One」の売り上げが伸びたことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■オークネット <3964> 1,505円 +179 円 (+13.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位
オークネット<3964>がカイ気配スタート。同社は4日の取引終了後、26年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を修正した。今期の売上高予想は従来の見通しから30億円増額して750億円(前期比16.9%増)、最終利益予想は3億円増額して78億円(同31.7%増)に見直した。これまで21円としていた期末配当予想については、普通配当22円と特別配当39円の合計61円に大幅に増額修正し、更に特別株主優待の実施も公表。これらを材料視した買いが入ったようだ。同社は業者向けのネットオークション事業を展開。中古スマートフォンやブランド品などを取り扱うライフスタイルプロダクツセグメントでは、新規ソーシング先の強化により流通台数が増加し、為替の影響も手伝って6月中間期において平均成約単価が好調に推移した。モビリティ&エネルギーセグメントでは、中古車需要が引き続き高く、輸出事業者の落札が旺盛だった。年間配当予想は普通配当43円と特別配当39円の合計82円(株式分割後ベースで前期は29円)となる。このほか9月2日時点で100株以上を保有する株主に対し、保有株式数の区分に応じ株主優待ポイントを付与する特別株主優待を実施する。
■長瀬産業 <8012> 1,292円 +133.5 円 (+11.5%) 11:30現在
長瀬産業<8012>は大幅高。約4カ月ぶりに上場来高値を更新した。4日取引終了後、第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は2797億1800万円(前年同期比17.9%増)、営業利益は170億800万円(同65.9%増)だった。中東情勢の影響による市況高騰を追い風に、主力のマテリアルセグメントが伸びた。AI半導体向けに変性エポキシ樹脂の販売も好調だった。これを評価した買いが流入している。あわせて、取得上限370万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.90%)、または30億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は8月5日~9月30日。
■ソフトバンクグループ <9984> 5,803円 +575 円 (+11.0%) 11:30現在
ソフトバンクグループ<9984>が急反発し、25日移動平均線にタッチした。前日の海外市場では半導体株全般に買いが優勢となり、米国市場においてフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6%を超す上昇となった。ソフトバンクG傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングス<ARM>のADR(米預託証券)に至っては、前の日に比べて17%を超す上昇で引けた。アームの頑強な動きを受け、ソフトバンクGに対して投資マネーの流入が加速している。ソフトバンクGは6日に決算発表を予定している。
■古河電気工業 <5801> 3,940円 +374 円 (+10.5%) 11:30現在
古河電気工業<5801>が大幅に5日続伸。戻り足を継続している。同社は4日の取引終了後、光ファイバーや光ファイバーケーブルの生産能力を増強すると発表。これが株価の刺激材料となった。生成AIの普及でデータセンター関連でのインフラ投資が拡大するなか、光伝送の大容量化に対応するローラブルリボンケーブルについて中長期的に成長が見込めると判断し、設備投資に踏み切る。米国やブラジル、日本、インドにおいて投資を実施し、29年3月期下期より順次稼働させる予定。光ファイバー及び光ファイバーケーブル(ローラブルリボンケーブル)の製造装置や土地、建屋など総投資額は約1000億円を見込む。ローラブルリボンケーブルの製造能力は25年度末比で概ね2倍となる見通しという。
■ウシオ電機 <6925> 4,354円 +341 円 (+8.5%) 11:30現在
ウシオ電機<6925>が急伸。同社は4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比27.7%増の489億8700万円、経常利益は同3.3倍の53億800万円だった。大幅な増収増益で着地し、評価された。半導体関連での需要が拡大し、関連する光源の販売が伸びた。ビジュアルイメージング事業を中心に構造改革効果も現れた。前期に計上した事業構造改善費用が減少し、4~6月期の最終損益は30億2800万円の黒字(前年同期は28億2700万円の赤字)に転じた。
■リンテック <7966> 6,840円 +400 円 (+6.2%) 11:30現在
リンテック<7966>が一段高となった。同社はこの日、皮膚に貼り付けることで程よい刺激を与える「樹脂製マイクロニードルパッチ」を、帝京平成大学と共同で開発したと発表。これに反応した買いが入ったようだ。同大学の東洋医学研究所と連携して開発した。従来の金属製の鍼と異なり、金属アレルギーの人でも安心して使用することが可能。成人男性16人を対象とした試験では局所的な血流量の増加が確認され、筋肉の張りや凝り、炎症などの早期改善につながることが期待されるという。鍼灸院での治療や在宅医療などでの活用を目指していく。
■ニチアス <5393> 3,670円 +196 円 (+5.6%) 11:30現在
ニチアス<5393>は大幅に4日続伸している。4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を2700億円から2880億円(前期比14.3%増)、営業利益予想を450億円から490億円(同32.4%増)に引き上げており、業況を評価した買いが集まっている。高機能製品事業における半導体製造装置向け需要が当初の想定を上回っていることを反映した。なお、4~6月期は売上高が719億5400万円(前年同期比16.0%増)、営業利益が111億3600万円(同20.7%増)だった。
■タスキホールディングス <166A> 1,172円 +59 円 (+5.3%) 11:30現在
タスキホールディングス<166A>が頑強。利益確定売りをこなす形でプラス圏に再浮上し、ジリ高歩調となっている。同社は4日の取引終了後、26年9月期第3四半期累計(25年10月~26年6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比41.1%増の600億2100万円、経常利益は同90.6%増の61億6900万円となった。直近3カ月間となる4~6月期の経常利益は同22倍となった。業況評価の買いが株価をサポートしたようだ。IoTレジデンスと資産コンサルティングの両部門が引き続き業績の牽引役となった。資産コンサルティングにおける大型プロジェクトの販売も寄与。4~6月期の棚卸資産件数・残高は過去最高を更新した。
■フジHD <4676> 4,047円 +171 円 (+4.4%) 11:30現在
フジ・メディア・ホールディングス<4676>は高い。4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)連結決算を発表した。売上高が1488億4000万円(前年同期比28.2%増)、営業損益が160億2500万円の黒字(前年同期127億7900万円の赤字)、最終利益102億1800万円(前年同期比9.5倍)だったとしており、業況を評価した買いが入っている。フジテレビジョンの地上波テレビ広告収入でネットタイム、ローカルタイム、スポットの全てが増収となったことに加えて、デジタル事業におけるFODの課金収入や配信権販売の増加、アニメ事業の使用料収入などが寄与しメディア・コンテンツ事業が大幅に黒字転換した。都市開発・観光事業におけるホテル・リゾート事業で前期の関西万博の反動減があったものの、メディア・コンテンツ事業の収益好転効果が吸収した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高6257億円(前期比13.4%増)、営業利益401億円(前期は87億6600万円の赤字)、最終利益261億円(前期比4.0倍)の従来見通しを据え置いている。また、今年2月に発表した都市開発・観光事業への外部資本導入の検討状況を発表。多数の事業会社やファンドから提案を受け、その手法、時期、規模などについて検討を進めているとし、公表する必要のある事項が決定され次第、適切に開示するとしている。
■タダノ <6395> 1,428円 +56 円 (+4.1%) 11:30現在
タダノ<6395>が大幅続伸している。同社は4日の取引終了後、26年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比10.8%増の1825億8100万円、経常利益は同2.4倍の135億1500万円、最終利益は同2.8倍の107億3100万円となった。大幅な増益となったことをポジティブ視した買いが集まっている。IHI運搬機械からの運搬システム事業の買収が昨年7月に完了したことに伴い、売上高が拡大した。売価改善による効果とともに、米国関税の還付や欧州での工場再編関連費用戻入益が発生し、利益を押し上げる要因となった。
■AREホールディングス <5857> 3,215円 +125 円 (+4.1%) 11:30現在
AREホールディングス<5857>が続伸している。4日取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比43.8%増の1971億7700万円、最終利益は同2.4倍の86億1200万円となった。大幅な増収増益となり、好感された。電子分野で金回収量が増加するなか、AIデーターセンター関連需要が急増した。更に、貴金属価格が上昇し利益を大きく押し上げた。
■日本製鉄 <5401> 668.3円 +22.3 円 (+3.5%) 11:30現在
日本製鉄<5401>は5日ぶりに反発している。4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を11兆円から11兆2000億円(前期比11.3%増)、事業利益を5300億円から6300億円(同22.5%増)、最終利益を2200億円から2900億円(同17倍)に引き上げており、好感した買いが集まっている。USスチールの利益が米国鋼材市況の上昇や収益改善施策の効果発揮で前回予想を大きく上回る。加えて、在庫評価差益の拡大なども利益を押し上げる。なお、4~6月期は売上高が2兆8211億9600万円(前年同期比40.4%増)、事業利益が1455億1100万円(同58.1%増)、最終損益が752億9900万円の黒字(前年同期は1958億3300万円の赤字)だった。
■ソフトバンク <9434> 227.5円 +7.1 円 (+3.2%) 11:30現在
ソフトバンク<9434>が反発している。同社は4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比9.4%増の1兆8147億2200万円、最終利益は同3.3%増の1500億7000万円となった。第1四半期の着地点は良好との見方が広がった。更に会社側はクラウド・AI関連での売上高の年平均成長率が27年度まで30%になる見通しを示しており、買いを誘う格好となったようだ。4~6月期は全セグメントで増収となり、ファイナンス事業や、法人向けソリューションサービスを手掛けるエンタープライズ事業の利益が拡大。PayPayの決済取扱高が伸びたほか、企業向けのクラウドやセキュリティーソリューションなどが堅調に推移した。
●ストップ高銘柄
東計電算 <4746> 6,630円 +1,000 円 (+17.8%) ストップ高買い気配 11:30現在
スズデン <7480> 3,405円 +504 円 (+17.4%) ストップ高 11:30現在
ジィ・シィ企画 <4073> 729円 +100 円 (+15.9%) ストップ高買い気配 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース