話題株ピックアップ【夕刊】(2):リガクHD、河合楽、デジアーツ
■リガクHD <268A> 1,697円 +49 円 (+3.0%) 本日終値
リガク・ホールディングス<268A>が堅調に推移。同社はきょう、東北大学と「リガク・東北大学X線計測共創研究所 Beyond The Limits」を設立したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。この研究所は、X線計測技術の高度化と新たな計測手法の確立、及び次世代研究者の育成を目的としており、設置期間は3年間を予定。初期段階では半導体分野における軟X線計測の実用化と情報科学を活用したデータ解析技術の高度化を優先的に推進するとしている。
■河合楽器製作所 <7952> 3,480円 +90 円 (+2.7%) 本日終値
河合楽器製作所<7952>が4日ぶりに反発。26日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、シンガポールに拠点を置く投資会社ひびき・パース・アドバイザーズによる株式保有割合が6.23%から7.23%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「企業価値向上のための建設的な対話を含む純投資」としており、報告義務発生日は20日となっている。
■デジタルアーツ <2326> 4,520円 +110 円 (+2.5%) 本日終値
デジタルアーツ<2326>が3日ぶりに反発。この日、NEC<6701>が展開する新たなセキュリティーサービス「NEC Cyber Secure Package」に、ネットワークセキュリティー「Z-FILTER」を基盤とした国内開発のセキュリティー技術を提供すると発表しており、好感された。「NEC Cyber Secure Package」は、NECの価値創造モデル「BluStellar(ブルーステラ)」のもと、NEC及びNEC ネッツエスアイ、NEC フィールディング、NECネクサソリューションズが8月末から順次販売を開始するサービス。デジアーツは「Z-FILTER」を基盤としたセキュリティー技術の開発・提供を担当し、同取り組みにおいて26年度から30年度までの5年間で累計約88億円の受注を目指すとしている。
■東京エネシス <1945> 2,109円 +33 円 (+1.6%) 本日終値
東京エネシス<1945>が6日続伸。26日の取引終了後に、電力関連工事に豊富な実績を有するアラキ総産(千葉県市原市)の株式の70%を11月30日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。優れた専門技術を有する人材の確保を図り、グループ全体の施工力を強化し収益力を向上させるのが狙い。なお、業績への影響は短期的には軽微としている。
■ワコム <6727> 815円 +12 円 (+1.5%) 本日終値
ワコム<6727>が続伸。26日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、英ロンドンに本拠を置く投資顧問会社アセット・バリュー・インベスターズによる株式保有割合が17.05%から18.11%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「純投資であり、発行者の持続的な企業価値の向上に必要であると判断した場合には重要提案行為などを行う可能性がある」としており、報告義務発生日は19日となっている。
■ヤマハ <7951> 1,323円 +17.5 円 (+1.3%) 本日終値
ヤマハ<7951>は堅調。26日取引終了後、保有するヤマハ発動機<7272>の株式を一部売却すると発表した。2892万8370株のうち、1400万株を売却する。資産効率の観点などから検討し、判断した。27日朝方に売却が完了したことを明らかにし、個別決算において投資有価証券売却益249億円を特別利益に計上するとした。なお、連結決算においては、保有するヤマハ発株をその他の包括利益を通じて公正価値で評価する金融資産に分類しており、売却益は発生しないという。
■セルシス <3663> 1,943円 +19 円 (+1.0%) 本日終値
セルシス<3663>が続伸。この日、イラスト、マンガ、アニメーションのシームレスな制作環境を提供するペイントアプリ「CLIP STUDIO PAINT」の中南米での展開を加速すると発表しており、好材料視された。7月から8月に行われたブラジルやアルゼンチンのコミック・アニメイベントに協賛し、認知拡大と新規ユーザー獲得を推進する。同社では今後も成長ドライバーとなる中南米や東南アジアなどの新興国に向けたマーケティング施策の強化や、各国の主流決済手段への対応を継続し、見込み顧客の最大化とユーザー数の拡大を目指すとしている。
■SPK <7466> 1,463円 +11 円 (+0.8%) 本日終値
SPK<7466>が続伸。午後3時ごろに、札幌市を中心に自動車関連部品・用品の販売を行う福田部品(札幌市中央区)の全株式を10月1日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。福田部品がこれまで築き上げてきた事業基盤や顧客接点と、SPKグループのグローバルな販売網・調達力を組み合わせることで、取扱商品の拡充や事業領域の拡大などの相乗効果を創出するのが狙い。取得価額は非開示。なお、27年3月期業績への影響は軽微としている。
■アドバンテスト <6857> 34,610円 -1,090 円 (-3.1%) 本日終値
アドバンテスト<6857>は買い先行後、下げに沈んだ。26日の米株取引終了後にエヌビディア<NVDA>が発表した26年5~7月期(第2四半期)の決算は、売上高が前年同期比2.1倍の962億2100万ドルとなり、四半期として過去最高を更新。調整後1株利益は2.22ドルで、売上高とともに市場予想を上回った。8~10月期の売上高は1080億ドルを中心にプラスマイナス2%の範囲となる見通し。時間外取引でのエヌビディア株は、発表直後は売りが先行したものの、記者会見において同社幹部が28年度の売上高が70%の増加となるとの見解を示すと次第に買いが優勢となり、プラス圏に浮上した。エヌビディア株の反応は市場に一定の安心感をもたらしてはいるものの、アドテスト株は前日の段階で事前に株価水準を切り上げていたこともあり、利益確定売りがかさんだようだ。ディスコ<6146>も伸び悩んでいる。
株探ニュース