話題株ピックアップ【夕刊】(1):SBG、マネフォ、ニデック
■ソフトバンクグループ <9984> 5,590円 +589 円 (+11.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ソフトバンクグループ<9984>が続急伸。同社が出資する米オープンAIは、新型のAIモデルである「GPT-6 Astra」を発表した。サム・アルトマンCEO(最高経営責任者)は自身のXを通じ、世界最高のモデルであると確信している、と表明した。新型AIモデルの発表というイベントに反応した買いが入ったほか、ソフトバンクG傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングス<ARM>のADRが3日に3%高と上昇していたことも支援材料となったようだ。なお4日午前に、同社の個人投資家向け社債である7年物の「ソフトバンクホークスボンド」について、利率が4.75%になったと伝わっている。
■マネーフォワード <3994> 6,710円 +538 円 (+8.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位
マネーフォワード<3994>が5日ぶり急反発。2日の米株取引終了後にビッグデータ管理サービスの米スノーフレイク<SNOW>が発表した26年5~7月期(第2四半期)決算は、売上高と1株利益が市場予想を上回り、更に同社は通期の売上高予想を引き上げた。AI支援コーディングツールが急拡大しているという。スノーフレイクの株価は3日、前の日と比べ20%近く上昇。2日の時間外取引の段階ですでに水準を切り上げており、東京市場では織り込み済みの材料ではあったが、3日の米国市場ではソフトウェア関連株に買いの動きが波及した。4日の東京市場では、金利上昇が一服したこともあってSaaS関連株の物色機運が再燃。マネフォについては外資系証券によるレーティング引き上げの動きも刺激材料となり、見直し買いの流れが強まった。
■ニデック <6594> 2,611円 +141 円 (+5.7%) 本日終値
ニデック<6594>は後場に強含んだ。きょう正午ごろ、品質に関する不適切行為の疑いについて、外部専門家で構成される調査委員会による調査報告書を公表。アク抜け感が強まったとの見方から買いが集まった。調査では役員や拠点長の関与や法令違反の疑いなどがある重要品質事案60件、一般品質事案784件の合計844件の品質不適切行為が確認された。重要品質事案のうち、製品の製造又は試験・検査などに用いる人、機械、材料、方法の変更を所定の手続きを経ずに行う「4M変更違反」が28件、試験・検査結果の改ざん・捏造が22件だった。一般品質事案は99%以上が4M変更違反だった。
■ABEJA <5574> 3,075円 +165 円 (+5.7%) 本日終値
ABEJA<5574>は4日ぶりに大幅反発。3日の取引終了後、JR東日本<9020>と連携し、大規模開発エリア「TAKANAWA GATEWAY CITY」における館内物流の完全自動化を視野に、フィジカルAIを用いた実証プロジェクトを開始したと発表しており、好感した買いが集まった。同プロジェクトでABEJAはこれまで困難とされていた自律走行型デリバリーロボットへの荷物の受け渡しの自動化に成功。今後は実運用に向け、業務の高度化と適用範囲の拡張を進めていくという。
■ブシロード <7803> 451円 +22 円 (+5.1%) 本日終値
ブシロード<7803>が4営業日ぶりに反発。同社はきょう、App Store及びGoogle Playで全世界同時に事前登録を受け付け中の新作リズムゲーム「BanG Dream! Our Notes(アワーノーツ)」の事前登録者数がグローバルで150万人を達成したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。引き続き事前登録を受け付けているほか、最大200万人達成時までのキャンペーン追加報酬も新たに解禁。また、13日の午後9時からアワーノーツのリリース日や最新情報を発表する生放送番組「アワーノーツ リリース日決定特番」を配信することも明らかにしている。
■メタプラネット <3350> 293円 +14 円 (+5.0%) 本日終値
メタプラネット<3350>やTORICO<7138>など仮想通貨関連株が物色人気化。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が3日、ロイター主催のイベントで、経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、9月15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持するとの考えを示した。これを受け米国の利上げ観測が後退。ドル安が進み、代替資産としてビットコインやイーサリアムなど、仮想通貨(暗号資産)が軒並み高となった。これに連動する形で、株式市場では関連銘柄に短期志向の資金が流入している。リミックスポイント<3825>やセレス<3696>も堅調に推移している。
■KeePer技研 <6036> 3,535円 +165 円 (+4.9%) 本日終値
KeePer技研<6036>は大幅続伸。3日取引終了後、8月度の月次速報を発表。「キーパーラボ運営事業」「キーパー製品等関連事業」の全社合計の売上高は前年同月比16.7%増と好調だった。引き続き「ダイヤツーキーパー」に対する顧客からの評価が高く、着実に施行台数を伸ばした。これを好感した買いが入った。
■神戸物産 <3038> 3,032円 +132 円 (+4.6%) 本日終値
神戸物産<3038>が大幅続伸。キャンドゥ<2698>やセリア<2782>など円高メリット株の一角が堅調に推移した。外為市場でドル円相場は月初に1ドル=160円近辺で推移していたが、足もとでは1ドル=155円台と大きくドル安・円高方向へと振れている。日銀の高田創審議委員が2日の講演で連続利上げの可能性などに言及したことを受け、利上げペースが加速するとの見方が広がったほか、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の8月の経営委員会を巡るブルームバーグ通信の3日の記事を受け、資産構成の見直しによる円債需要が国内金利を低下させるとの思惑も、円買いにつながったもようだ。円の先高観が広がるなかで、株式市場では円高メリット株を物色する動きがみられている。
■リミックスポイント <3825> 237円 +8 円 (+3.5%) 本日終値
リミックスポイント<3825>は大幅続伸。きょう午前11時ごろ、取得総数800万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.36%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いを行うと発表しており、好感した買いが集まった。取得期間は10月1日から来年3月31日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで実施する。資本効率と1株当たりの株主価値の向上を図る。
■GO <581A> 3,920円 +130 円 (+3.4%) 本日終値
GO<581A>が大幅高。同社はきょう、デジタルタクシーチケット「GOチケット」が大阪府貝塚市の妊産婦支援事業に採択されたと発表。これが株価を刺激したようだ。妊産婦支援での「GOチケット」の採用は大阪府内初。貝塚市に住民登録があり、10月1日以降に妊娠届を提出し、市の専用フォームから電子申請を行うことで「GOチケット」が計1万円分提供されるという。
株探ニュース