話題株ピックアップ【昼刊】:ニトリHD、ネクセラ、セリア
■ニトリホールディングス <9843> 3,369円 +153 円 (+4.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位
ニトリホールディングス<9843>が反発。家具やインテリアなどを全国展開し、PB商品の割合が約9割と際立って高く、高利益率の源泉となっている。また、海外で製造して国内に輸入するビジネスモデルであり、外国為替市場で円高方向に振れることは同社にとって収益メリットが大きい。そうしたなか、足もとで1ドル=153円台まで急激に円高が進行しており、同社にはこれが追い風材料として意識されている。株価は前週3日にマドを開けて買われた後、3200~3300円近辺で踊り場を形成しており、ここから一段高に進めるかどうかが注目される。なお、年初来高値は2月18日につけた3493円で、足もとの円高基調を味方に当面の上値目標としてはここを視界に入れる展開が想定される。
■ネクセラファーマ <4565> 1,215円 +47 円 (+4.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率6位
ネクセラファーマ<4565>は続伸。SMBC日興証券が7日付で投資評価「1(アウトパフォーム)」を据え置いた上で、目標株価を1100円から1800円へ引き上げた。プラットフォーム事業、コマーシャル事業いずれも黒字化体質になった点を指摘。今期のアップサイドとしてEP4作動薬やGPR52受容体作動薬の新規導出に期待したいとした。これが買い材料視されているようだ。
■セリア <2782> 4,745円 +175 円 (+3.8%) 11:30現在
セリア<2782>は反発し、年初来高値を更新した。7日の取引終了後、8月度の月次売上高前年比を発表した。既存店売上高は前年同月比9.7%増と18カ月連続で前年実績を上回っており、材料視した買いが集まっている。客数が同7.9%増、客単価が同1.7%増といずれも伸長した。
■ノースサンド <446A> 2,179円 +35 円 (+1.6%) 11:30現在
ノースサンド<446A>がしっかり。同社は7日の取引終了後、東証プライム市場への市場区分変更申請を実施したと発表した。流動性の向上を期待した買いが株価をサポートしている。現時点で承認日は未定。ノースサンドはグロース市場に上場している。
■エターナルG <3193> 1,444円 +23 円 (+1.6%) 11:30現在
「鳥貴族」を展開するエターナルホスピタリティグループ<3193>が反発している。7日の取引終了後に発表した8月度売上高で、国内「鳥貴族」直営店の既存店売上高は前年同月比0.8%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視されている。客数が同0.6%増、客単価が同0.2%増と小幅ながらいずれも前年実績を上回った。
■TSIホールディングス <3608> 1,254円 +13 円 (+1.1%) 11:30現在
TSIホールディングス<3608>が5日ぶりに反発している。7日の取引終了後に発表した8月度の月次売上情報で、小売店とオンラインショップを合わせた既存店売上高が前年同月比5.1%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが材料視されている。一部ブランドで、アウトレットやECを中心にセール販売が伸び悩んだものの、例年より気温が低かったこともあり、晩夏や初秋向け商材のプロパー販売が好調に推移した。
■フィットイージー <212A> 2,965円 +21 円 (+0.7%) 11:30現在
フィットイージー<212A>は朝安後切り返し、3日続伸。7日の取引終了後、AIを活用した健康管理システム「AIヘルスケアオートメーション」に関する特許査定を受領したと発表しており、好感した買いが入っている。同システムは施設内カメラの映像からトレーニングを行っている人物と内容を自動で認識・記録し、個々のユーザーに合わせた適切なアドバイスを生成・送信する。
■ミダックHD <6564> 1,967円 +6 円 (+0.3%) 11:30現在
ミダックホールディングス<6564>は底堅く推移している。7日取引終了後、テラレムグループ(東京都中央区)、富山環境整備(富山市)の2社と廃棄物分野で業務提携したと発表した。各社が持つ人材や設備、技術、許認可、地域ネットワークなどの経営資源を相互に活用し、廃棄物分野における協力体制の構築と事業化の可能性を共同で検討するという。これが手掛かりとなっているようだ。
■アイル <3854> 2,178円 -158 円 (-6.8%) 11:30現在 東証プライム 下落率4位
アイル<3854>は大幅続落。7日取引終了後、27年7月期連結業績予想について売上高を228億円(前期比9.1%増)、営業利益を50億円(同10.2%減)と発表。配当予想は70円(前期67円)とした。前期までの長期増益トレンドから一転減益となる見通しを示し、これを嫌気した売りが優勢となっている。同時に発表した26年7月期決算は売上高が208億8900万円(前の期比8.3%増)、営業利益が55億6500万円(同15.5%増)と、ともに過去最高を更新した。継続的な大型案件の受注や仕入れ品の値上げに伴う顧客提供価格の改定、主力のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の機能強化などが奏功した。複数ネットショップ一元管理ソフト「CROSS MALL」も伸びた。あわせて29年7月期を最終年度とする中期経営計画を公表した。AI活用の加速や人材投資などを進め、最終年度に売上高270億円、営業利益67億円の達成を目指す。
■三陽商会 <8011> 1,333円 -78 円 (-5.5%) 11:30現在
三陽商会<8011>は大幅に10日続落している。7日の取引終了後、米資産運用会社サファイアテラ・キャピタルによる株式保有割合が8.12%から4.97%に低下したことが判明した。また、英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズ(AVI)による株式保有割合が13.07%から7.74%に減少したことも明らかとなり、これらに反応した売りが出ている。それぞれが関東財務局へ提出した変更報告書によると、報告義務発生日はともに8月31日。サファイアテラ・キャピタルは保有目的を「純投資及び重要提案行為等を行うこと」としている。AVIは純投資であり、重要提案行為などを行う可能性があるという。
■ダイナマップ <336A> 1,381円 -68 円 (-4.7%) 11:30現在
ダイナミックマッププラットフォーム<336A>が3日続落している。東京証券取引所が7日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を8日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を発表した。また、日本証券金融も7日、貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を8日売買分から50%(うち現金担保分20%)にする貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を発表しており、信用規制による取引負担の増加により、個人投資家からの資金流入が細るとの警戒感が台頭しているようだ。
■トヨタ自動車 <7203> 2,997円 -99 円 (-3.2%) 11:30現在
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>などをはじめ自動車株が総じて下値を試す動き。外国為替市場では足もとで円高方向への急速な巻き戻しが入っている。日銀が今後利上げのピッチを強めるのではないかとの思惑や、政府当局の円買い介入に対する警戒感から円高傾向がにわかに加速している。加えて、今週9日から米国ではバイバック(長期債の買い戻し)の大幅増額が予定されており、米長期金利の上昇を抑制する動きが前面に押し出されるなか、目先は投機筋のロスカットハンティングを誘発し1ドル=153円台後半まで円が買われた。海外生産比率が高く、輸出セクターの中でも為替感応度が高い自動車株には逆風が強い。トヨタの27年3月期通期ベースの想定為替レートは1ドル=160円、ホンダは1ドル=155円であり、実勢はこれよりも円高に振れていることで収益デメリットが意識されている。
■ヴィッツ <4440> 2,014円 +400 円 (+24.8%) ストップ高 11:30現在
ヴィッツ<4440>が急反発している。同社はきょう、中小企業庁の「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」で、研究テーマ「フィジカルAIの社会実装を加速させる安全安心保証技術及びセキュリティ対策技術の研究開発」が採択されたと発表。これが材料視されているようだ。これは同社がプロジェクトリーダーとして産学官連携の研究開発を推進し、フィジカルAIを実社会で継続的かつ安全に運用するための基盤技術の確立と事業化を目指すもの。同社がこれまでの公的研究事業で蓄積した技術を統合・高度化し、「フィジカルAIの標準適合手法・安全対策ガイド」「AI更新時の効率的な再検証環境」「AIガバナンスを継続運用するための支援環境の構築」を進めるとしている。
■イーディーピー <7794> 1,098円 +99 円 (+9.9%) 11:30現在
イーディーピー<7794>は切り返し急。同社は7日の取引終了後、6月16日に発行した行使価額修正条項付新株予約権(第18回新株予約権)の大量行使について開示。9月1日から7日までの間に新株予約権3200個(発行総数の10.67%)が行使され、未行使の新株予約権がゼロとなったと公表した。将来的な株式価値の希薄化リスクが一服したとの受け止めから、買いが優勢となったようだ。月初からの交付株式数は32万株だった。
■クオンタムS <2338> 132円 +6 円 (+4.8%) 11:30現在
クオンタムソリューションズ<2338>が急動意、カイ気配スタートとなった。携帯システム構築を祖業とし、多角化を図っているが足もとの業績は低迷し「継続企業の前提に関する重要な疑義」が注記されている。だが、株価100円台という低位株の強みを発揮し突発高の習性を有する。目先は個人投資家など短期筋の資金を誘引して水準を一気に切り上げている。同社は7日取引終了後、AIデータセンター事業の本格展開に向け第1弾となる高性能GPUサーバーおよび関連機器の取得にかかわる契約締結に向けた協議を進めることを決議したと発表。契約総額は日本円で約95億1200万円。大阪府内のデータセンターに設置予定としている。これを手掛かり材料に買い人気が集まった。
●ストップ高銘柄
GXCカバコ <576A> 1,141円 +150 円 (+15.1%) ストップ高 11:30現在
トミタ電機 <6898> 5,560円 +705 円 (+14.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
誠建設工業 <8995> 2,548円 +500 円 (+24.4%) ストップ高買い気配 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース