Japan Eyewear Holdings:OUTPERFORM継続【今村証券アナリストレポート】
●Japan Eyewear Holdings<5889>[東証P]
レーティング: OUTPERFORM(2026/6/18)→ OUTPERFORM
◆眼鏡の製造小売業(SPA)、「金子眼鏡」「フォーナインズ」展開
◆直営店販売が伸び、業績好調
◆ブランド力の醸成・浸透を図る

(注)2023年9月30日付で普通株式1株につき20株の割合で株式分割を実施しており、23/1期~24/1期のEPS・1株配は23/1期首に分割が行われたと仮定して算定。
◆眼鏡の製造小売業(SPA)、「金子眼鏡」「フォーナインズ」展開
「金子眼鏡」と「フォーナインズ」のブランドを持つ。眼鏡の世界三大産地であり、技術力・加工力に長けた「福井・鯖江」の職人技により、自社で企画したデザイン性や機能性が高い眼鏡を製造する。製造した眼鏡の多くは直営店(2026年9月24日現在、国内106店舗、海外13店舗(中国6店舗、香港2店舗、台湾1店舗、シンガポール2店舗、フランス2店舗))で販売しており、①ファッション性が高い、②高所得者層が多い、③インバウンド(訪日外国人)需要が見込める―といった条件で厳選した立地に、ブランドの世界観を表現したデザインの店舗を構えている。①高級感のあるブランドイメージの醸成を進めていること、②鯖江生産の高品質・高単価眼鏡を同じ事業規模で展開する競合がおらず、価格決定権を有すること―から高利益率が実現できている(前期(2026年1月期)売上収益営業利益率32.0%)。
◆直営店販売が伸び、業績好調
今期(2027年1月期)第2四半期累計期間の業績は好調だった。直営店での販売が国内外ともに伸長したことを主因に、売上収益は前年同期比14%増、営業利益は同21%増となり、売上収益営業利益率は34.1%(前年同期比+1.9ポイント)に高まった(資料1、出所:決算短信・決算説明資料・有価証券報告書)。通期会社予想に対する進捗率は売上収益が49.8%、営業利益が51.5%だ。

国内直営店においては、インバウンド向け販売が通期会社予想(40億円(前期比+3.5%))に対して第2四半期までで21億1500万円(前年同期比+16.8%)となった。昨秋に日中関係が冷え込んで以降、中国客への販売減少が続くが、韓国・香港・台湾からの客への販売増加が上回っている。国内客向け販売も53億4400万円(前年同期比+7.7%)と伸び、新規出店、ブランド力と高品質な商品の開発を通した継続的な単価上昇が押し上げた。
海外直営店は、店舗数の増加、ブランドの浸透を背景に販売が拡大した。
◆ブランド力の醸成・浸透を図る
新規出店に関しては、今期の出店計画を国内9店舗、海外5店舗へと、従来予想(国内5店舗、海外2店舗)から上方修正した(退店計画は0店舗から国内2店舗へ修正)。
国内では「フォーナインズ」ブランドを出店の中心に据え、今期の国内出店9店舗の内、7店舗が「フォーナインズ」の見込みだ。「金子眼鏡」は大都市圏に概ね直営店を構えている一方、「フォーナインズ」は卸売比率が高く、まだ直営店が少ない。「金子眼鏡」の出店ノウハウを活用し、店舗網拡大を図る。
「金子眼鏡」は海外出店を強化する。ブランドを浸透させ、現地売上の拡大だけでなく、国内店舗でのインバウンド売上増加も狙う。中国はラグジュアリーブランドへの嗜好性が高く、日中関係が冷え込んだ後も現地店舗の売上は順調に拡大している。今期下期には香港3号店、台湾2号店の出店も予定する。
◆投資判断は「OUTPERFORM」継続
今村証券による今期業績予想は、売上収益210億円(前期比+12.7%)、営業利益71億円(同+19.2%)、EPS188円とする。これまでの進捗状況に加えて、今後も販売好調が続くと想定し、会社予想(売上収益206億円、営業利益68億円、EPS182.32円)を上振れると見込み、前回(6月)今村証券予想(売上収益209億円、営業利益70億円、EPS188円)からは売上高と営業利益を若干引き上げた。来期(2028年1月期)は、売上収益232億円(今期今村証券予想比+10.5%)、営業利益80億円(同+12.7%)、EPS213円を予想し、中期経営計画の最終目標「2030年1月期:売上収益280億円、営業利益100億円」の達成に向けて着実に進むだろう。また配当金は、今期が90円(前期比+6円、会社予想比+4円)、来期は100円を予想する。
現在の株価には割安感があるとの見方を堅持し、投資判断は「OUTPERFORM」を継続する。
| 【レーティングの定義】 OUTPERFORM:今後12カ月間のトータルリターンがTOPIXの予想リターンを10%超上回ると予想される。 NEUTRAL:今後12カ月間のトータルリターンがTOPIXの予想リターンの+10%と-10%の間に入ると予想される。 UNDERPERFORM:今後12カ月間のトータルリターンがTOPIXの予想リターンを10%超下回ると予想される。 トータルリターン:株価変動率+配当利回り 目標株価は12カ月間の投資を想定しており、将来発行されるレポートで修正されることもあります。 |
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今村証券株式会社
金融商品取引業者 北陸財務局長(金商) 第3号
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今村証券より提供されたレポートを掲載しています。
株探ニュース