話題株ピックアップ【夕刊】(1):KeePer、サンバイオ、TDK
■KeePer技研 <6036> 3,790円 +390 円 (+11.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
KeePer技研<6036>は高い。5日取引終了後、9月度の月次速報を発表。「キーパーラボ運営事業」「キーパー製品等関連事業」を合わせた全社売り上げは前年同月比12.6%増だった。キーパーラボ運営事業においては需要の高い関東で天候不順が続いた影響があったものの、堅調さをキープした。キーパー製品等関連事業では新車販売の好調による追い風があった。
■ヘリオス <4593> 318円 +28 円 (+9.7%) 本日終値
ヘリオス<4593>は続伸。5日の取引終了後、アルフレッサ ホールディングス<2784>の韓国子会社JENECELLによる初回発注分1億4400万円相当の培養上清製品を出荷し売り上げに計上したと発表しており、株価の支援材料となったようだ。同製品は化粧品の原材料となる。今回の件について、ヘリオスは9月30日に出荷時期が予定していた26年12月期第3四半期(7~9月)中から10月に変更したと開示していた。
■サンバイオ <4592> 1,002円 +58 円 (+6.1%) 本日終値
サンバイオ<4592>は大幅続伸。5日の取引終了後、同社が展開する細胞治療薬「アクーゴ脳内移植用注(バンデフィテムセル)」について、北海道大学病院で医療現場における市販後初となる患者への投与が実施されたと発表しており、好感した買いが集まった。対象疾患は外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺。外傷性脳損傷は世界中の主な死因及び障害の原因の1つであり、2016年の世界における急性外傷性脳損傷の新規患者数は2700万人、外傷性脳損傷に続発する慢性障害の患者数は5500万人と推定されている。同製品は24年7月に製造販売承認を取得し、今年5月から販売が始まっていた。
■TDK <6762> 3,628円 +181 円 (+5.3%) 本日終値
TDK<6762>は後場に上げ幅を拡大。米ブルームバーグ通信がこの日、「TDKのハードディスク駆動装置(HDD)用磁気ヘッド事業を巡り、米シーゲイト・テクノロジー・ホールディングスと東芝が買収を競っている」と報じており、株価の刺激材料となっているようだ。買収額は数千億円になる見込みだという。
■テクマトリックス <3762> 2,625円 +128 円 (+5.1%) 本日終値
テクマトリックス<3762>が大幅反発。この日、企業が保有するFAQナレッジを活用し、生成AIによる自然で信頼性の高い自動応答を実現するAIチャットボットソリューション「FastBot AI Suite」の提供を開始したと発表しており、好材料視された。「FastBot AI Suite」は、チャットボット「FastBot」・生成AI機能群「FastGenie」・FAQナレッジシステム「FastAnswer」を組み合わせたAIチャットボットソリューション。企業が保有するナレッジを一元管理・有効活用することで、顧客体験(CX)の向上や顧客対応業務の効率化、ナレッジ管理の負担軽減を支援する。
■フジボウHD <3104> 3,700円 +170 円 (+4.8%) 本日終値
フジボウホールディングス<3104>が続伸、5日移動平均線をサポートラインに戻り足を強めている。前日までの直近12営業日で、前日比横ばいの日を含むものの下落した日はわずか1営業日にとどまっており、上値指向の強さを際立たせている。旧村上ファンドの流れを汲む投資会社でアクティビストとして名を馳せるエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが、同社株の買い増しを続けており、直近9月28日時点でエフィッシモの保有株比率が20.76%と、前回発表時の19.70%から1%強上昇したことが5日判明した。これが株価の先高期待につながっている。
■三越伊勢丹 <3099> 1,721円 +61.5 円 (+3.7%) 本日終値
三越伊勢丹ホールディングス<3099>が続伸。SMBC日興証券は5日、同社株の投資評価を3段階で真ん中の「2」から最上位の「1」に引き上げた。目標株価は2000円を継続した。11月からの免税制度の変更や円高などへの過度な懸念で株価は下落したが、これにより投資魅力は増した、と指摘。免税制度変更の百貨店へのマイナス影響は限定的とみられるほか、外商客やラグジュアリー売り上げなどは気温・天候面での影響が小さいこと、更に同社の免税売上は国籍が分散しており中国の影響は相対的に軽微であること、などを評価している。同証券では27年3月期の連結営業利益を854億円から885億円(会社計画840億円)に見直している。
■インフォマート <2492> 755円 +22 円 (+3.0%) 本日終値
インフォマート<2492>は反発し、年初来高値を更新した。5日の取引終了後、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントによる株式保有割合が21.36%から22.60%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入ったようだ。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は9月28日。保有目的には「発行者の中長期的な企業価値を向上させ、コーポレート・ガバナンスを改善すること」などを挙げている。
■中央倉庫 <9319> 1,752円 +43 円 (+2.5%) 本日終値
中央倉庫<9319>が続伸。5日の取引終了後に、宝ホールディングス<2531>の100%子会社であるタカラ物流システムの株式の70%を来年4月1日付で取得すると発表しており、好材料視された。タカラ物流システムが保有する日本全国に商品を届ける強固な配送ネットワーク基盤と、少量多品種の酒類・食品を高効率で取り扱うオペレーション力は、中央倉が成長戦略の中核に据える食品・飲料物流事業との親和性が極めて高いと判断。両社の物流機能及び経営資源を融合することで、サービス提供エリアの拡大や高付加価値物流サービスの展開、顧客基盤の拡充を見込むという。取得価額は61億1500万円。なお、27年3月期業績予想への変更はないとしている。
■ダイセキ <9793> 3,570円 +85 円 (+2.4%) 本日終値
ダイセキ<9793>は3日ぶりに大幅反発。5日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表した。売上高が374億9200万円(前年同期比3.8%増)、営業利益が83億4500万円(同12.0%増)だったとしており、業況を好感した買いが入った。土壌汚染処理関連事業は前期から続く関東地区や今期受注の中部地区の大型工場案件などにより順調に推移。鉛リサイクル事業は価格改定効果もあり好調だった。また、主力の産業廃棄物処理事業では計画を若干下回ったものの、半導体・電子業界などからの廃液が増えたことで過去最高の売上高及び利益を達成した。
株探ニュース