★本日の【イチオシ決算】 KOA、ファナック、川崎汽 (10月23日)
1)本日(10月23日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【KOA <6999> [東証P]】 ★今期経常を42%上方修正、配当も15円増額
◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の60.4億円→85.6億円に41.7%上方修正。増益率が15.6%増→63.9%増に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は7月に続き、2回目。自動車向けや産業機器向け、AI関連機器向け抵抗器の受注が伸び、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。
業績好調に伴い、年間配当を従来計画の63円→78円(前期は32円)に増額修正した。
●サプライズな決算発表・業績修正
高松機械 <6155> [東証S] ★上期経常を一転黒字に上方修正
◆27年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の3億5000万円の赤字→9000万円の黒字(前年同期は2億3600万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。IT関連製造装置事業で半導体市場の活況を背景に、半導体関連製造装置の受注が想定以上に伸びたことが寄与。原価低減や経費管理の徹底、案件ごとの採算改善が進んだことも上振れにつながった。
なお、通期の経常損益は従来予想の1億7900万円の黒字(前期は7000万円の赤字)を据え置いた。
ファナック <6954> [東証P] ★今期経常を14%上方修正
◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の2712億円→3088億円に13.9%上方修正。増益率が19.2%増→35.7%増に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は7月に続き、2回目。活発な設備投資需要が続く中、FA部門でAIデータセンターや半導体関連などの需要を取り込んだほか、ロボット部門やロボマシン部門も好調に推移していることを反映した。
同時に、従来未定としていた上期配当を72.54円実施するとし、今期の年間配当は引き続き未定とした。
併せて、発行済み株数(自己株式を除く)の1.08%にあたる1000万株または500億円を上限に自社株買いを実施すると発表。
メディパル <7459> [東証P] ★今期最終を23%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆27年3月期の連結最終利益を従来予想の430億円→530億円に23.3%上方修正。増益率が1.1%増→24.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。政策投資株式の縮減に伴い、投資有価証券売却益を計上することが最終利益を押し上げる。
併せて、発行済み株数(自己株式を除く)の1.95%にあたる400万株または100億円を上限に自社株買いを実施すると発表。取得した株式はすべて消却する予定。
長野計器 <7715> [東証P] ★今期経常を一転49%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ
◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の64億円→102億円に59.4%上方修正。従来の減益予想から一転して48.6%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。世界的に活況な半導体関連投資を背景に、半導体業界向け圧力計や工場付帯設備(ファシリティ)用途の圧力センサが好調に推移していることを織り込んだ。産業機械・プロセス業界や空圧機器業界向けの圧力計などが伸びることも上振れにつながる。
川崎汽 <9107> [東証P] ★今期経常を41%上方修正
◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の1350億円→1900億円に40.7%上方修正。増益率が23.7%増→74.2%増に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は7月に続き、2回目。ドライバルク事業を中心に堅調な市況が継続することに加え、コンテナ船事業で貨物需要や市況が想定を上回り、持ち分法適用会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレスの業績が上振れすることも利益を大きく押し上げる。
2)10月26日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■取引時間中の発表
◆第2四半期決算:
<6230> SANEI [東S]
<6923> スタンレー [東P]
<7970> 信越ポリ [東P]
◆第3四半期決算:
<8060> キヤノンMJ [東P]
■引け後発表
◆第2四半期決算:
★<3635> コーテクHD [東P]
◆第3四半期決算:
<1718> 美樹工業 [東S]
<2211> 不二家 [東P]
<6663> 太洋テクノ [東S]
■発表時間未確認 ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻
◆第2四半期決算:
<8190> ヤマナカ [名M] (前回13:00)
◆第3四半期決算:
<6858> 小野測器 [東S] (前回15:30)
合計10社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース