ニレコが年初来高値更新、半導体装置向け光学分野注力もPBRは超割安圏放置
ニレコ<6863>が大幅高で3月11日につけた高値1030円を上抜き年初来高値に買われた。鉄鋼業界向けなどを主力にプロセス制御機器や計測機器を手掛けるが、最近は半導製造装置分野で需要旺盛なオプティクス事業に傾注する構えをみせている。光学部品をグループ会社を通じて納入するほか、同社本体でもフォトマスク用にレーザー光源を手掛ける。中期的には高採算の半導体向けの需要開拓で収益体質が大きく向上する可能性も内包する。PBRが依然として0.6倍弱と超割安圏に放置されており、水準訂正余地が意識されている。
株探ニュース