日水が後場急伸、第3四半期営業減益も進捗率90%
日本水産<1332>が後場急伸している。午後1時ごろに発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算は、売上高5432億6100万円(前年同期比6.1%増)、営業利益198億9900万円(同2.5%減)、純利益152億7300万円(同6.7%減)と営業減益となったものの、通期計画に対する進捗率は営業利益で90%となっており、順調な進捗を好感した買いが入っている。
北米・欧州事業に加えて、ファインケミカル事業が堅調に推移し業績を牽引した。南米鮭鱒養殖事業の昨年の稚魚へい死による影響が残るほか、国内水産・食品事業の苦戦はあるものの、在庫に含まれる未実現利益の調整もプラスに働き若干の減益にとどまった。
なお、19年3月期通期業績予想は、売上高7065億円(前期比4.3%増)、営業利益220億円(同5.3%減)、純利益160億円(同7.2%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース