日本アクア、今期経常を29%上方修正・2期ぶり最高益、配当も5円増額
1429日本アクア【連結】
業績修正PDF
日本アクア <1429> が11月15日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。19年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の14億円→18億円(前期は7.6億円)に28.6%上方修正し、増益率が83.2%増→2.4倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の6.8億円→10.8億円(前年同期は7.2億円)に58.8%増額し、一転して49.6%増益計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→17円(前期は10円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
通期業績予想修正の理由(1)売上高につきましては、10月に実施された消費税率引上げの影響が懸念されるものの...
会社側からの【修正の理由】
通期業績予想修正の理由(1)売上高につきましては、10月に実施された消費税率引上げの影響が懸念されるものの、戸建住宅部門、建築物部 門共に「アクアフォーム」の商品力を生かした営業展開が奏功し前回発表予想を上回る見込みです。(2)営業利益につきましては、アクアフォームの原材料であるイソシアネートの供給不足による価格高騰の影響が解消 したことにより、前回発表予想を上回る見込みです。(3)経常利益及び当期純利益につきましても、営業利益の増益に伴い、前回発表予想を上回る見込みです。(注意事項)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は、今後の業況等の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。
期末配当予想修正の理由 (1)当社は、企業価値を継続的に向上させ、その業績に応じた株主の皆様への利益還元が基本であると考えており、 必要な資金や内部留保等を勘案しながら、安定的な配当継続を行うことを基本方針としております。(2)上記の基本方針及び、本日 2019 年11 月15 日発表の2019 年12月期の通期業績予想等を勘案し、2019 年12月 期の期末配当金は、前回予想の12 円から5円増配し、年間17 円とさせていただく見通しです。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 19.07-12 | 10,997 | 700 | 680 | 420 | 13.0 | 12 | 2019-08-01 |
単独 |
| 新 19.07-12 | 11,192 | 1,085 | 1,080 | 680 | 21.1 | 17 | 2019-11-15 |
単独 |
| 修正率 | +1.8 | +55.0 | +58.8 | +61.9 | +61.9 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.12 | 21,000 | 1,422 | 1,400 | 890 | 27.6 | 12 | 2019-02-08 |
単独 |
| 新 2019.12 | 21,195 | 1,807 | 1,800 | 1,150 | 35.6 | 17 | 2019-11-15 |
単独 |
| 修正率 | +0.9 | +27.1 | +28.6 | +29.2 | +29.2 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 18.07-12 | 10,573 | 721 | 722 | 494 | 15.4 | 10 | 2019-02-08 |
単独 |
| 予 19.07-12 | 11,192 | 1,085 | 1,080 | 680 | 21.1 | 17 | 2019-11-15 |
単独 |
| 前年同期比 | +5.9 | +50.5 | +49.6 | +37.7 | +37.2 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.12 | 18,052 | 1,313 | 1,419 | 941 | 27.8 | 4 | 2018-02-08 |
単独 |
| 2018.12 | 19,417 | 766 | 764 | 489 | 15.2 | 10 | 2019-02-08 |
単独 |
| 予 2019.12 | 21,195 | 1,807 | 1,800 | 1,150 | 35.6 | 17 | 2019-11-15 |
単独 |
| 前期比 | +9.2 | 2.4倍 | 2.4倍 | 2.4倍 | 2.3倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。