住友林が反発、国内大手証券が目標株価を3300円へ引き上げ
住友林業<1911>が反発している。SMBC日興証券が16日付で、投資評価「1」を継続し、目標株価を3200円から3300円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
8月9日に会社側が上期決算の発表と同時に、22年12月期業績予想を上方修正したことから、足もとの堅調な米国事業を踏まえ、海外住宅事業の中長期見通しを引き上げたことなどが要因。米国住宅は、堅調な需要と供給不足による好調な販売が継続しており、今後、住宅ローン金利上昇、販売価格上昇によるアフォーダビリティ(住宅の適正住宅費負担)の低下により一時的な調整局面の可能性はあるものの、中長期には経済成長、賃金上昇、人口増加を背景に、持続的な成長が続くと予想している。
株探ニュース