＜注目銘柄＞＝ネクスジェン、ローカル５Ｇで活躍余地
ネクストジェン<3842>はここ調整色を強めていたが、株価１６００円近辺は売り物が枯れてきており拾い場となっている可能性がある。同社は次世代通信網のシステム構築や通信インフラの保守・サポート業務を手掛けている。住友商事<8053>が総務省から５Ｇの実験用電波免許を取得して国内で初めて実施したローカル５Ｇの実証実験では、技術アドバイザーとして参画したほか、協和エクシオ<1951>とも連携し協業体制でローカル５Ｇ分野を深耕している。
テレワークの導入加速を背景とした通信量増加を背景にソリューションビジネスに追い風が吹き始めており、２１年３月期は営業損益が黒字転換する見通し。信用買い残なども少なく、需給面から上値が軽い。株価は動き出すと早く６月中旬には一気に２０００円台まで買われる場面があった。（桂）
株探ニュース