「みんなの株式」が集計する「個人投資家の予想（最新４８時間）」の３０日午前１１時現在でスリープログループ<2375>が「買い予想数上昇」２位となっている。

３０日の東京株式市場で、スリープロの株価は４日ぶりに反落している。同社が２８日大引け後に発表した１８年１０月期第３四半期累計(１７年１１月～１８年７月)の連結経常利益は前年同期比４６．７％増の４億４３００万円に拡大した。これが買い材料視され、２９日の株価は大幅高で３日続伸となった。きょうは、きのうまでの３日続伸の反動もあってか、利益確定売りが優勢となっているようだ。

　第３四半期の連結経常利益が大幅増益となったのは、ＩＴ周辺機器や多言語に対応したヘルプデスクのニーズは底堅く、コールセンター受託サービスの収益が拡大したことが寄与。昨年１０月に買収したシステム開発会社の業績上積みに加え、ＩＴ支援サービスの拠点合理化や人員適正化なども増益に貢献した。通期計画の４億９８００万円に対する進捗率は８９．０％に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。また、併せて期末一括配当を従来計画の５円から７円(前期は５円)に大幅増額修正したことも支援材料となった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

株探ニュース