DNA研が3連騰、肺がんの遺伝子変異検査の薬事申請に思惑
DNAチップ研究所<2397>が3連騰。今月4日にストップ高に買われた後、調整を入れていたが、ここにきて再び上値指向をみせている。マイクロアレイ受託解析サービスと次世代シークエンサーを活用した受託解析サービスを2本柱とするバイオベンチャー。現在売り上げの主力はDNAチップを使ったマイクロアレイ受託解析だったが、最近は高速で大量解析ができる次世代シークエンス解析の引き合いが旺盛、早晩売り上げ比率が逆転する可能性がある。また、診断事業で同社が現在力を入れている肺がんの遺伝子変異検査については、3月期末までに薬事申請を行う予定にあることを会社側は明示している。株式需給面では筆頭株主エンプラスが一貫して保有株を減らしており、目先はこれが上値の重しとなっているものの、玉移動の思惑も意識される状況にある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース