東エレデバが続急騰、23年3月期業績及び配当予想を上方修正
東京エレクトロン デバイス<2760>が続急騰し年初来高値を更新している。前週末28日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を2000億円から2300億円(前期比27.8%増)へ、純利益を59億円から76億円(同49.5%増)へ上方修正し、あわせて中間105円・期末135円の年240円を予定していた配当予想を中間145円・期末165円の年310円へ引き上げたことが好感されている。
半導体の需給逼迫について、取り扱い半導体製品で一部改善の兆しが見られることに加えて、半導体及び電子デバイス事業において産業機器向けや車載向け、通信機器向けを中心に半導体製品の需要が高水準で推移していることが要因。また、ドル建て及びドルリンク販売で為替相場が円安で推移していることも利益押し上げに寄与する。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1117億6900万円(前年同期比35.0%増)、純利益35億8400万円(同35.5%増)だった。
株探ニュース