ラクトJ、上期経常を6%下方修正
3139ラクト・ジャパン【連結】
業績修正PDF
ラクト・ジャパン <3139> が7月9日大引け後(15:30)に業績修正を発表。18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の連結経常利益を従来予想の12億円→11.3億円(前年同期は17.7億円)に5.8%下方修正し、減益率が32.3%減→36.2%減に拡大する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の26億円(前期は25.2億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期)の売上高は、国内生乳生産量の減少傾向を背景とする輸入乳製品原...
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期)の売上高は、国内生乳生産量の減少傾向を背景とする輸入乳製品原料の堅調な需要が継続したこと、前年度に国内脱脂粉乳不足のため政府による複数回に渡る追加輸入入札が実施され、そこで落札した商品の販売が進捗したこと、また昨年末から年初にかけての乳製品原料相場安と円高の進行に伴い、顧客が原料手当てを前倒しする動きが強まったことにより、大きく伸張しました。経常利益においては、当第2四半期の為替相場が円高に進行したことに伴い、為替ヘッジ効果による為替差損が営業外損失として先行して計上されました。また、旺盛なチーズ需要に対応するため、原価の高い手持ち在庫から販売を行ったことや比較的利益率の低い商品の販売が進みました。以上のことから、平成30年1月12日公表の第2四半期の業績予想を上記のとおり修正いたしました。一方、下期の売上高について、前述の政府による脱脂粉乳の追加輸入の結果、足元の不足感はいったん解消され、需要は落ち着くことを予想しております。また下期の経常利益は、チーズ事業における市況上昇に伴う利益率の改善や供給に余力のでてきた利益率の高い乳脂肪原料の販売増加により、改善を見込んでおります。以上のことから、通期予想については平成30年1月12日公表の通期業績予想を据え置いております。*上記の業績予想は、本資料作成の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
旧 17.12-05 | 53,000 | ー | 1,200 | 830 | 84.8 | - | 2018-01-12 |
連結 |
新 17.12-05 | 59,160 | ー | 1,130 | 735 | 75.1 | - | 2018-07-09 |
連結 |
修正率 | +11.6 | - | -5.8 | -11.4 | -11.4 | % |
今期の業績予想
上期業績
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16.12-05 | 46,478 | 1,262 | 1,772 | 1,200 | 122.8 | - | 2017-07-12 |
連結 |
予 17.12-05 | 59,160 | ー | 1,130 | 735 | 75.1 | - | 2018-07-09 |
連結 |
前年同期比 | +27.3 | - | -36.2 | -38.8 | -38.8 | % |
今期【予想】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016.11 | 88,679 | 3,349 | 1,434 | 946 | 96.8 | 16 | 2017-01-12 |
連結 |
2017.11 | 101,334 | 1,923 | 2,522 | 1,755 | 179.5 | 19 | 2018-01-12 |
連結 |
予 2018.11 | 110,300 | ー | 2,600 | 1,800 | 183.9 | 20 | 2018-01-12 |
連結 |
前期比 | +8.8 | - | +3.1 | +2.6 | +2.4 | % |