エアウォータが続伸、国内大手証券が投資評価を引き上げ
エア・ウォーター<4088>が続伸している。大和証券が23日付で、投資評価を「3」から「2」とし、目標株価を1580円から1800円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同社は近年、成長市場であるインドでの産業ガス事業をはじめ海外展開を加速しており、これを受けて同証券ではこれまで競合に比べて遅れていた海外展開が本格化する局面に入ったことを評価している。また、国内については新たな安定収益源としてバイオマス発電事業の拡大に期待するほか、主力の産業ガス事業も収益性改善を主因に、22年3月期には20年3月期の利益を上回ると予想している。同証券では、21年3月期の連結営業利益予想を470億円と会社予想(460億円)と同程度としているが、22年3月期は同560億円と最高益更新を見込んでいる。
株探ニュース