ダイトーケミが一時S高、経費削減効果で20年3月期業績予想を上方修正
ダイトーケミックス<4366>が後場一時ストップ高で、年初来高値を一気に更新している。午後1時40分ごろ、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を5億円から5億5000万円(前期比29.9%減)へ、純利益を3億5000万円から4億5000万円(同27.4%減)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は130億円から125億円(同3.6%増)へやや下方修正したものの、経費削減効果により営業利益の押し上げに加えて、18年度に発生した台風被災の保険差益を特別利益に計上したことが要因としている。同時に、従来2円を予定していた中間配当を3円にすると発表した。
なお、第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高59億1000万円(前年同期比1.4%減)、営業利益3億900万円(同3.3%増)、純利益3億4000万円(同36.9%増)だった。
最終更新日:2019年10月29日 14時00分
株探ニュース