フリーが続伸し新高値、クラウド会計ソフトなどの成長性を評価
フリー<4478>が続伸し新高値。売買代金は全市場で上位となり商いも膨らんでいる。同社は17日に東証マザーズに新規上場した直近IPO銘柄で、個人事業主や中小企業向けにクラウド会計ソフト「freee」などを提供している。初値は公開価格2000円を25%上回る2500円だった。18日は下落したが、その後は大きく値を上げ、上場4日目となるきょうは一時3395円まで値を上げた。同社の会計ソフトは確定申告書類や決算書が簡単にできるなど利便性が高く、利用者を急速に伸ばしている。20年6月期の業績は赤字予想だが、「クラウド会計ソフトの成長期待は高い」(アナリスト)との声は多く、注目を集めている。海外投資家からも高い人気を集めたとみられており、株価には一段高期待が出ている。
最終更新日:2019年12月20日 17時37分
株探ニュース