カイノスが急落、外来患者減少に伴う検体検査数の減少続き第3四半期は減収減益
カイノス<4556>が急落している。午前中に発表した第3四半期累計(20年4~12月)単独決算が、売上高31億7400万円(前年同期比9.6%減)、営業利益5億1900万円(同7.2%減)、純利益3億4100万円(同11.3%減)と減収減益となったことが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、医療機関への外来患者減少に伴い一般的な検体検査数の減少が続いており、なかでも感染症検査試薬が大きく減少した。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高45億円(前期比2.4%減)、営業利益6億5000万円(同6.8%増)、純利益4億5000万円(同12.9%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース