リボミックが大幅高で4連騰、核酸医薬分野の有力バイオベンチャーとして人気化
リボミック<4591>が大幅高で4連騰、一時8.9%高の760円と値を飛ばし、4日間合計で上昇率は20%を超えた。アンジェス<4563>の重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬「コラテジェン」が国内で初めて上市される見通しとなったことが呼び水となり、遺伝子治療分野などを中心にバイオ関連銘柄に波状的に物色資金が流入している。そのなか、リボミックはタンパク質の設計図であるDNAやRNAを構成する4種の塩基を組み合わせた核酸分子を用いる薬剤「核酸医薬」をテリトリーとするバイオベンチャーで、にわかに存在感を高めている。網膜上にある黄斑部が害されて視力障害を起こす眼の難病「加齢黄斑変性症」の治療薬として、同社の「RBM-007」の臨床が米国で進んでおり、この動向にマーケットの耳目が集まっている状況だ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース