フォーカス、今期経常を22%上方修正、配当も3.5円増額
4662フォーカスシステムズ【連結】
業績修正PDF
フォーカスシステムズ <4662> が3月5日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。18年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の8.2億円→10億円(前期は7.3億円)に22.0%上方修正し、増益率が12.2%増→36.8%増に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の5.9億円→7.7億円(前年同期は5.3億円)に30.5%増額し、増益率が11.1%増→44.9%増に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12.5円→16円(前期は12.5円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、各セグメントの受注が好調であり、通期の売上高は前回発表予想を上回る見込みです。利益面...
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、各セグメントの受注が好調であり、通期の売上高は前回発表予想を上回る見込みです。利益面につきましては、主に公共関連事業における徹底したプロジェクト管理と生産性向上対策による点と、情報セキュリティ機器関連事業における官公庁向けのサイバーセキュリティ製品の大型受注及びトレーニング受講者の増加等により、予想を上回る見込みとなりました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の経済情勢等により予想数値と異なる可能性があります。
当社は、株主に対する長期的かつ総合的な利益の拡大を重要な経営目標と位置付けております。継続的かつ安定的な配当を行なうことを基本方針とし、将来にわたり競争力の維持拡大に努め、企業価値の増大を図るために、企業の財政状態、利益水準及び配当性向を総合的に勘案し、再投資のための内部資金の確保と株主への利益配当政策を実行していく考えであります。これにより、年間配当金につきましては、前回予想の1株当たり12.5円から16円となる予定です。なお、本件につきましては、平成30年6月開催予定の定時株主総会に付議させていただく予定です。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 17.10-03 | 9,573 | 623 | 591 | 337 | 24.2 | 12.50 | 2017-11-10 |
単独 |
| 新 17.10-03 | 10,373 | 783 | 771 | 487 | 35.0 | 16 | 2018-03-05 |
単独 |
| 修正率 | +8.4 | +25.7 | +30.5 | +44.5 | +44.5 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2018.03 | 18,400 | 850 | 820 | 520 | 37.4 | 12.50 | 2017-05-12 |
単独 |
| 新 2018.03 | 19,200 | 1,010 | 1,000 | 670 | 48.1 | 16 | 2018-03-05 |
単独 |
| 修正率 | +4.3 | +18.8 | +22.0 | +28.8 | +28.8 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 16.10-03 | 9,463 | 542 | 532 | 413 | 29.9 | 12.50 | 2017-05-12 |
単独 |
| 予 17.10-03 | 10,373 | 783 | 771 | 487 | 35.0 | 16 | 2018-03-05 |
単独 |
| 前年同期比 | +9.6 | +44.5 | +44.9 | +17.9 | +17.2 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016.03 | 16,482 | 953 | 950 | 738 | 53.4 | 16 | 2016-05-13 |
単独 |
| 2017.03 | 17,846 | 743 | 731 | 551 | 39.8 | 12.50 | 2017-05-12 |
単独 |
| 予 2018.03 | 19,200 | 1,010 | 1,000 | 670 | 48.1 | 16 | 2018-03-05 |
単独 |
| 前期比 | +7.6 | +35.9 | +36.8 | +21.6 | +20.9 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。