サイバーが一時7%安と急落、400億円のユーロ円CB発行で希薄化へ警戒感
サイバーエージェント<4751>が急落。株価は一時、前日に比べて7%超安に売られ年初来安値を更新した。1日の取引終了後、400億円のユーロ円建転換社債(CB)型新株予約権付社債を発行すると発表しており、CBの株式転換による1株当たり利益の希薄化を懸念する売りが出ている。同債は満期償還日が2029年11月の7年債。転換価格は前日終値を23.02%上回る1507円で決まった。潜在株式による希薄化率は5.25%となる。調達資金は、23年に満期を迎えるユーロ円CBの償還資金や、「ABEMA」やその周辺事業を中心としたメディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業などの事業拡大に伴う運転資金、投融資、M&Aなどに充てる予定だ。
株探ニュース