朝日ラバーが一時S高、埼玉大学との共同開発がさいたま市イノベーション技術創出支援補助金(特別枠)に採択
朝日ラバー<5162>が急反発し一時、ストップ高の775円に買われている。埼玉大学が23日、埼玉大学先端産業国際ラボラトリーと朝日ラバー<5162>の「ウイルス不活性化のための深紫外線LEDシステムの研究開発および実証実験」が、さいたま市令和2年度イノベーション技術創出支援補助金(特別枠)に採択されたと発表しており、これが好材料視されている。
同研究開発は、ウイルス不活性化のための深紫外線LED用光学部材について、加工性に優れ、高透過率で安価な光学部材を開発し、高精度・低価格な深紫外線LEDシステムを製作し、製品化を目指すのが狙い。また、深紫外線LEDシステムや光触媒、抗菌剤などを組み合わせることで、効率良くウイルスの不活性化可能なシステムを空気清浄機やエアコンに組み込み、フィルターなどに深紫外線を効果的に照射してウイルスの不活性化を検証するとしている。
株探ニュース