オハラ急反落、デジカメ市場縮小想定以上で19年10月期業績及び配当予想を下方修正
オハラ<5218>は急反落している。11日の取引終了後、19年10月期の連結業績予想について、売上高を246億円から237億円(前期比16.0%減)へ、営業利益を15億円から13億円(同60.2%減)へ、純利益を6億円から5億円(同84.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
デジタルカメラ市場の縮小に伴い光学機器用レンズ材の需要が想定以上に減少しているほか、耐衝撃・高硬度クリアガラスセラミックス「ナノセラム」のスマートフォン向け商流確立が来期以降に遅延する見込みであることが要因。また、販売減少に伴い生産設備の稼働率が低下することも収益悪化に拍車をかけた。
同時に、業績予想の修正に伴い、従来30円を予定していた期末一括配当を15円にすると発表しており、これも売り材料視されている。なお、前期実績の30円に対しては15円の減配になる予定だ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース