ダントーHDは急伸、米国住宅金融会社の第三者割当増資引き受け子会社化
ダントーホールディングス<5337>は急騰してストップ高の119円に買われ、約6カ月ぶりに年初来高値を更新している。13日の取引終了後、米国住宅金融会社SREモーゲージ・アライアンス(カリフォルニア州)の第三者割当増資を引き受け、同社を連結子会社化すると発表しており、これが好材料視されている。
今回のSREモーゲージ社の子会社化は、「建設用陶磁器等事業」「不動産事業」に附随する住宅について金融の側面から成長戦略を見出し、グループの企業価値向上を図るのが狙い。取得価額は1400万ドル(約14億9600万円)で、議決権所有割合で50.0%を所有することになる。なお、20年12月期業績への影響は軽微としている。
またダントーHDは、株式取得資金に当てるため投資有価証券を売却するとしており、それに伴い20年12月期第3四半期に投資有価証券売却益2億5000万円を特別利益として計上するとあわせて発表している。
株探ニュース