三井金が急落、スマホ向け材料減少し20年3月期業績予想を下方修正
三井金属<5706>が急落している。11日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を5000億円から4770億円(前期比4.2%減)へ、営業利益を260億円から165億円(同9.5%減)へ、純利益を170億円から50億円(同6.6%増)へ下方修正したことが嫌気されている。
キャリア付極薄銅箔や電子材料用金属粉などスマートフォン向け製品の販売量が減少していることに加えて、自動車部品セグメントの販売量が減少していることが要因。更に足もとで金属価格が想定を下回って推移していることなども響くとしている。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2381億円(前年同期比5.0%減)、営業利益53億4500万円(同42.2%減)、純利益18億2500万円(同59.9%減)だった。
株探ニュース