LIXILは年初来安値更新、円安や資材高など響き今3月期は一転減益の見通し
LIXIL<5938>が急落し、4月につけた年初来安値を更新した。10月31日取引終了後、23年3月期の連結業績予想の修正を発表した。税引き前利益の予想を760億円から365億円(前期比45.7%減)に下方修正するなど、増益予想から一転して減益の見通しとなったことを嫌気した売りが膨らんだ。
円安や資材価格・物流コストの上昇などが利益を圧迫する見込み。米国での金利上昇を背景とした需要の軟化、中国での不動産市況の低迷などの影響も業績予想に反映した。
株探ニュース